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ストリート写真の撮り方★都会の一瞬を切り抜く着眼点&構図を紹介♪

目次

    動画について

    雑踏の中に潜む一瞬のシンプルな瞬間を切り抜くストリートフォトグラフィー。
    そんな瞬間を抜群のセンスと感覚で写真に収めるフォトグラファーのi_dauyuさんが、撮影現場の様子と作例を紹介している動画です。

    今回の撮影場所は東京・銀座。
    i_dauyuさんの面白いと思う被写体や構図、被写体を探す際の着眼点などを知ることができます。
    風景写真やストリートフォトグラフィーをしている方に参考になる内容です♪

    また、i_dauyuさんが撮影で撮った作例も多く載っているので、幾何学的な写真やミニマルな雰囲気の写真が好きな方にも楽しめる動画です♪

    動画後半の『光る壁とエスカレーター』の写真の雰囲気がとても好きで、こんな写真を自分も撮影してみたいと思いました★

    Swamper Rate

    pro(専門)度★★★★★
    動画クオリティ★★★★☆
    聞きやすさ★★★★★
    わかりやすさ★★★★★

    作成日:2022.11.14

    動画タイムライン

    00:00
    オープニング
    今日は銀座の辺りで写真を撮っていく

    00:08
    ◆機材紹介
    ・カメラ:Nikon Z50
    ・レンズ:Nikkor Z DX16-50mm

    00:15
    ◆天井の反射
    写真を反転して、反転した人に天地を合わせた
    <作例解説>
    ・ビルは逆さなのに、人は普通という違和感のある写真を演出
    ・『違和感』が主題なので、分かりやすくなるようイチローの看板を入れた

    00:53
    ◆東急プラザのエスカレーター
    <作例解説>
    ・被写体を何かで挟むことだけを意識し構図を考えた

    01:09
    ◆東急プラザ屋上
    道路の影の感じが良かったので撮影
    <作例解説>
    ・影と影の間に車が通る時を狙う
    ・赤い車が来た時に撮った
    ・レンズの一番望遠側の50mmでも車がポツンと小さくしか映らないので、
     車の存在感を最大限に出すため赤い車を選んだ

    01:40
    ◆Hermèsの壁①
    縦構図。できるだけ壁の正面に立ち、歩いている人をポツンと入れた感じにする
    <作例解説>
    ・右下に人がいる。白い服を着た人が道路に重なる所に歩いていたので、色の対比で人が分かりやすくなった

    02:03
    ◆Hermèsの壁②
    横構図。右の白い部分に人が来た時を狙う
    <作例解説>
    ・地面が白色なので、黒っぽい服を着た人の方がより人がいることを強調できた
    ・現像前後:ジオメトリ機能で補正したが線の歪みが気になるので、もっと丁寧に撮るべきだった

    02:33
    ◆道路が重なったところ
    道路が重なっている部分と道路の線の感じが良いと思ったので撮影
    <作例解説>
    ・たまたま下の道路に車がないタイミングで赤いタクシーが来て良いアクセントになった
    ・現像前後:ジオメトリ機能で線を補正し、トリミングで中途半端なところで切れないようにした

    02:59
    ◆プールのベンチ
    白い椅子が整列された感じと、格子柄のタイル壁が良いと思い撮影
    <作例解説>
    ・全体的に白い写真にしたかったので、椅子の脚を切った
    ・現像では綺麗な白を目指した

    03:28
    ◆プールの机
    机を繋げた時にできる隙間を撮影
    <作例解説>
    ・対角線に近い感じで線を入れた

    03:44
    ◆プールの植物
    植物の形が面白いとおもい模様のアクセントとして撮影
    <作例解説>
    ・とにかく線を歪ませたくないため、センターラインを決めたらカメラが上下左右に
     傾かないよう中心に向かってカメラを構える意識
    ・現像前後:気を付けても歪んでしまうので、ジオメトリ機能で線を補正

    04:22
    ◆プール
    プールの底の色と柄が良いと思い撮影
    <作例解説>
    ・ただ撮っても面白くないので、風が吹いて水面が揺らいだ時を狙った

    04:48
    ◆交差点が反射したところ①
    交差点が鏡に反射しているところが面白いと思い撮影
    人が散らばっている瞬間を撮影
    <作例解説>
    ・人が四辺に切れないよう注意していたら、街灯に被っていたので反省

    05:10
    ◆交差点が反射したところ②
    歩いている人が一人のタイミングで撮影
    <作例解説>
    ・信号が点滅しだすと一人になるタイミングが生まれやすい
    ・縦二分割構図

    05:39
    ◆東急プラザ裏の壁
    街灯に乗った鳩がいたように見えたが、ライトだったかも?
    ライトを鳩に見えるように撮影
    <作例解説>
    ・撮影中も手ごたえを得られないうちに鳩が去ってしまったのでまた撮り方を考えたい

    06:18
    ◆オレンジのテント
    オレンジのテントと服の色がリンクしていた風景を撮影
    <作例解説>
    ・オレンジのテントが切れないように入れつつ、日の丸構図で撮影
    ・ふわっと写真の中にフレームを作ったが効いているかは分からない
    ・メインは色の繋がり

    06:48
    ◆海外風のお店
    いい雰囲気のお店を発見
    窓枠の間から、お客さんが見えていたので撮影
    <作例解説>
    ・お店の雰囲気と外国の方のおかげで、海外かのような写真になった

    07:07
    ◆GINZA SIX屋上①
    下の影も入れつつ、人が通るタイミングを狙う
    <作例解説>
    ・偶然、赤い服を着た人が通りかかったので写真の中にアクセントが作れた

    07:23
    ◆GINZA SIX屋上②
    ①の場所を違う角度から撮影
    幾何学模様の壁、柱、草の三層に分かれているのもいいなと思ったので、人が通るタイミングを狙う
    <作例解説>
    ・柱と柱の影に人が重なったタイミングで撮影
    ・白い服を着た人だったので、影を背景にした方が目立たせらると思った
    ・影の位置的に日の丸構図ができつつ、柱を左右対称に配置できる構図だった

    08:00
    ◆GINZA SIX通路
    地面に柱の影が落ちていて、良い感じだったので撮影
    奥行き感が出るように放射線構図で撮影
    <作例解説>
    ・一点に向かって線が集まるようにすると放射線構図になる
    ・小難しいは忘れて、この様な通路を撮れば勝手に奥行き感が出る

    08:23
    ◆道路が建物に囲まれたところ
    東京駅を彷彿とさせる建物と、四方を建物に囲まれた道路に色のある車が通った
    タイミングを狙い撮影
    <作例解説>
    ・黄色いタクシーが通った時に撮影、目の引くポイントが作れた

    08:49
    ◆国際フォーラム①
    SNSだと中から撮っている写真が多いので、今回は外側から撮影する
    床が黒っぽい色なので、白い服を着た人が来るのを待って撮影した
    <作例解説>
    ・白線に人が被ってしまっているのが少し残念

    09:16
    ◆国際フォーラム②
    黄色く光る案内板が映り込んでいる壁を撮影
    丁度案内板の前を人が通るとシルエットになり面白いのでそのタイミングを狙う
    <作例解説>
    ・非常口の緑の標識の様な雰囲気を醸しているが、個人的には気に入っている

    09:42
    ◆国際フォーラム③
    水たまりに映り込む壁を撮影
    壁が格子状になっていて反射させると面白いと思った
    人が四角にはまるタイミングを狙う
    <作例解説>
    ・線ができるだけ歪まないように気を付けた
    ・現像後、右にある街路樹が邪魔に思えた、撮影時に気づければよかった
    ・格子の反射を主題にするなら、夜に撮ると水たまりの部分が暗くなって格子の反射が分かりづらく反射の面白さが減った
    ・明るい時に再チャレンジしたい

    10:24
    ◆光る壁とエスカレーター①
    光る壁が特徴的なエスカレーター、人が来た時にシルエットにして撮影
    <作例解説>
    ・現像前後:気を付けても歪んでしまうので、ジオメトリ機能で線を補正
    ・人の配置に意図はないが、頭がどこかのマスの中心に来ていたら良かったと思う

    10:55
    ◆光る壁とエスカレーター②
    エスカレーターを上から見下ろせる場所から撮影
    <作例解説>
    ・構図は一番上の横線が真っ直ぐになるようにする事と、階段の手すりの線を入れるようにした

    11:13
    撮影終了

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