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写真と動画を高次元で撮影するCanon EOS R5 C。最高のシネマカメラが誕生!

目次

    ジャパンメーカーが本気を出した⁉︎
    注目のカメラが市場に投入される!

    「高速・高画質な約4500万画素の静止画性能を有したPHOTO&VIDEOハイブリッド8K
    デジタルシネマカメラ」(※Canon公式サイトより)というキャッチコピーを引っさげ、
    シネマカメラ業界に一石を投じるCanon EOS R5 C。
    EOS R5と同等の写真と8K CINEMA EOSカメラの動画クオリティを1台でこなすマルチプロダクトが
    ついにデビュー。3月10日に発売予定という一部報道もありましたが、
    公式サイトを確認してみると、世界的な部品供給減少の影響により納期が遅れている模様。
    順次出荷予定とのことですが、今回は市場投入直前のレビューとして圧巻の機能を紹介します。
    簡単なスペックは以下の通り。

    ・約4500万画素
    ・8Kフルサイズセンサー
    ・4K/2K記録時も8K読み出し(オーバーサンプリング)による高品質な映像を生成
    ・外部給電で8K、RAW記録時に60Pでの撮影が可能

    高品質な動画&写真を実現するということで、映像関係者からVロガー、
    スチールカメラマンにとっても期待大の製品。
    価格は約59〜65万と店舗によってややばらつきが見られますが、
    ユーザーターゲットがプロになるのは間違いなく、果たして本当に
    仕事で使えるのかというのがポイントです。

    大谷翔平のようなカメラ。
    RAWデータも編集しやすい

    そこでプロ目線からEOS R5 Cをレビューしてもらうべく、
    今回ピックアップしたのは2作品。
    まずはカメラ批評を配信している「DAIGEN TV」のだいげんさんが
    使用した感想をレビューしているので、以下にまとめました。

    ・「写真と動画のハイブリッドマシンであり、高いレベルで撮影できる。まるで大谷翔平のようなカメラ」と絶賛
    ・普段の仕事は9割が動画であり、8K、4Kも撮影できるのはありがたい。680gという軽さもうれしく、ワンオペでも撮影しやすいはず
    ・ボタンだけで動画、写真の切り替えが可能なので便利
    ・動画、写真両方を撮影するブライダル仕事に向いている
    ・85mmレンズで写真を撮影したところ、ボケ感がよかった
    ・タリーライトが付いているので、自撮りもしやすい
    ・シネマカメラだけに質感が非常にいい
    ・8KのRAWデータ(LTというRAWでも軽めの設定)をDavinci Resolveでカラーグレーディングしたところ、サクサク動くので驚いた。8KのRAWってこんなに軽いの?と思った
    ・NDフィルターを内蔵してほしかった
    ・オートフォーカス(AF)は良好。スポーツなどの速い動きは厳しいかもしれないが、普通の撮影なら問題なし
    ・バッテリーの減りが激しい。2〜3時間撮影するなら、バッテリーが4〜5個必要かもしれない
    ・出力がMicro HDMIというのは納得できないポイント

    ダメ出しポイントはありながらも、おおむね絶賛していただいげんさん。
    バッテリー問題については動画にはつきものですし、放熱ファンも
    付いているため、致し方ないところではあります。
    しかし、Micro HDMIというのはさすがに御立腹。
    実際、Micro HDMIってあるの?というくらい馴染みがありませんので。

    Canon EOS R5 Cが凄い!これぞまさに写真と動画のハイブリッドカメラだ!
    Canon EOS R5 Cが凄い!これぞまさに写真と動画のハイブリッドカメラだ!

    1ヵ月使い込んだ感想。
    最高のカメラが誕生した

    2本目は、同製品で撮影したCanonとのコラボでPR動画(https://www.youtube.com/watch?v=w7uH_38m8Ck)を制作した大川優介さんのレビュー。
    1ヵ月使い込んだ上でのレビューなので非常に信頼性はありますし、
    ヘビーユーザーらしい感想を多面的に語ってくれています。
    主な内容は以下です。

    ・写真と動画が非常にキレイに撮影できる。シネマティックな撮影が多い自分にとっては最適な製品
    ・レンズはRFマウント。EOS R5の写真と8K CINEMA EOSの動画と同等の品質を1台で可能にしながら、ともにアップデートされている
    ・価格は65万円ほど
    ・8K12bitのRAWデータでの内部記録が可能
    ・RAWで撮影している動画でAFを使えるのがうれしいが、バッテリーの消費が早いという問題はある
    ・プロキシ同時記録が可能で、そのまま編集できる
    ・USBタイプCでの給電が便利
    ・13の割り当てボタンがあり、アサインしてカスタマイズできる
    ・高機能、高性能のAFで、レスポンススピードなどの調整も可能
    ・ベースISO機能でノイズを自動で抑えてくれる
    ・ここまでハイブリッドなカメラは存在しなかった。シネマカメラと写真でUIが違うため、1つの機械の中に2つのカメラを扱っている気分になる
    ・プロカメラマンは動画用、写真用と別々に機材を用意しなくてはならなかったが、これ1台でカバーできるのはありがたい
    ・動画、写真の両方を仕事にしている人におすすめしたい

    やはり1ヵ月間使われていただけあって、説明にも説得力がありました。
    何よりも動画の圧倒的なクオリティは、CanonとのPR動画を見てもらえれば
    一目瞭然です。
    これまでシネマカメラにおいては、REDやBlackmagic Designなどの
    海外メーカーの後塵を拝していたイメージもありましたが、
    ようやく対抗しうるジャパンブランドが出てきた感があります。
    動画、写真を高次元で両立させたハイブリッドプロダクト。
    これからも目が離せません。

    【1ヶ月使った】Canon最新カメラ「EOS R5 C」が写真,動画共に最強すぎる!
    【1ヶ月使った】Canon最新カメラ「EOS R5 C」が写真,動画共に最強すぎる!