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SONY α7 Ⅳでオートのホーリーグレイル撮影ができるのか検証してみた②

目次

    動画について

    夕方から夜、夜から朝のような長時間に渡るホーリーグレイル・タイムラプスをオートで綺麗に撮影できるのはNikonのみ。

    しかし、SONYのカメラでもオートで綺麗に撮りたい!と試みたのが、こちらの動画。

    一度撮影した際にはチラつきが出てしまっていたため、設定を変更して再チャレンジしています。

    結果は、前回に比べて非常に滑らかになっており、実用上問題ない範囲に!

    設定を細かく公開してくれているので、ホーリーグレイル・タイムラプスを撮影したいSONYユーザーの方は、ぜひ参考にしてください♪

    動画紹介

    YouTube Info

    Swamper Rate

    pro(専門)度★★★★☆
    動画クオリティ★★★★★
    聞きやすさ★★★★★
    わかりやすさ★★★★★

    作成日:2022.07.21

    動画タイムライン

    00:00
    オープニング
    ・撮影地:山梨県精進湖
    ・夕日〜星空タイムラプス、天の川〜朝焼けタイムラプスの2本を撮ってきた

    00:37
    【夕日〜星空のタイムラプスの設定】
    ・撮影モード:Aモード
    ・SS(シャッタースピード):AUTO
    ・ISO:125-1250
    ・ISO低速限界:8秒
    ・露出:F1.8
    ・AE追従感度:低
    ・撮影間隔:15秒
    ・カメラ:SONY α7IV
    ・レンズ:SEL14F18GM

    01:19
    【夕日〜星空のオートホーリーグレイル・タイムラプス】

    01:35
    【夕日〜星空タイムラプスの感想】
    ・夕焼けからの色の変化がスムーズ
    ・星空のチラつきも出ていない
    ・雲が多いのと富士山の下にオレンジ色のライトが出ているせいで雲もオレンジ色になっており、星が見えにくい

    02:07
    【Lightroomで写真検証 夜の写真】
    ・前回は夜の写真でSS8秒から10秒に変わってしまいチラつきが出てしまった
    ・ISO1000、F1.8固定、SS8秒で撮っている
    ・前回の写真よりISO感度やSSの変化が少ない
    ・安定した露出になっている
    ・SSが上下するよりもISO感度の露出調整のほうが滑らかに表現できるかもしれない

    03:52
    【天の川〜朝焼けのタイムラプスの設定】
    ・撮影モード:Aモード
    ・ISO:125-1250
    ・SS:AUTO
    ・ISO低速限界:15秒
    ・露出:F1.8
    ・AE追従感度:低
    ・撮影間隔:16秒
    ・カメラ:SONY α7IV
    ・レンズ:SEL14F18GM

    04:33
    【天の川〜朝焼けのオートホーリーグレイル・タイムラプス】

    04:57
    【天の川〜朝焼けタイムラプスの感想】
    ・夜の部分は安定しているように見えるが、たまにチラつきが出ている感じはする
    ・夜から朝にかけては綺麗だが、一部急に明るさが変わるところがあった

    05:20
    【Lightroomで写真検証 夜の写真】
    ・ISO1250、SS15秒
    ・ISO上限の2000まで余裕がある状態
    ・ISO1250から1000に変わったときに明るさの変化はほとんどないように見える
    ・SSによる露出調整よりISO感度の露出調整のほうが滑らかかもしれない
    ・ISO感度、SS、F値が同じでも露出が違うときがある
    ・2枚目の写真のほうが明るい
    ・左下に車のライトがあるが、そういったときに周りの明るさに応じて露出が変わる
    ・設定が同じでも写真の明るさは一定にならないことがわかる
    ・Mモードで撮影してもフリッカーは必ず出てしまう
    ・それをケアするならソフトウェアで後から修正するしかないと思った

    07:29
    【Lightroomで写真検証 明るさが変わる朝焼けの写真】
    ・ISO1250、SS15秒
    ・途中からISO1000に下がる
    ・ISO感度が変わっても明るさの大きな変化はない
    ・ISO500と400では大きく明るさが変わる
    ・ISO400同士でも明るさに違いが出るときがある
    ・明るいISO400とISO500の写真では明るさの大きな変化はない

    09:36
    【まとめ Aモードでホーリーグレイル撮影をするには?】
    ・ISO感度が変化しても明るさが滑らかに変化するときはある
    ・ISO感度、SS、F値が同じでも明るさが変化することはある
    ・そこが安定しないと滑らかなホーリーグレイル撮影は難しいと思った
    ・Nikonのオートホーリーグレイル撮影はそこを滑らかにソフトウェアで処理してるのではないかと思った
    ・Aモードでホーリーグレイル撮影をするときは低速限界をつけてISO感度による露出調整をしたほうが綺麗になる
    ・ただMモードでもオートでもフリッカー(明るさムラ)は発生する可能性が高い
    ・α7 IVでオートホーリーグレイル撮影をするには、Aモードで低速限界をつけて撮影し、ソフトウェアでフリッカー処理をしなくてはならないのではないかと思った

    10:50
    【次の展開】
    ・Pモードにして、F値も全部オートにして撮ってみる
    ・測光モードをマルチ以外でやってみる

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