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プロカメラマンによる紅葉の撮り方講座!調整まで詳しく解説♪

目次

    動画について

    写真は一つの表現だけでなく、いろいろな視野を持って撮影することが重要です。
    そのために表現方法を増やす参考になる動画です。

    撮影手法のアドバイスだけでなく、写真の調整についても解説しているので、作品作りのヒントが満載です。

    紅葉撮影に行ってみたけれど、あまりきれいに色づいていなかった。一応撮影はしたけれど、再撮影は難しい。

    そんな方は、一度動画をご覧ください。

    動画紹介

    YouTube Info

    Swamper Rate

    pro(専門)度★★★★★
    動画クオリティ★★★★★
    聞きやすさ★★★★★
    わかりやすさ★★★★★

    作成日:2022.11.06

    動画タイムライン

    00:00
    オープニング

    今回は
    「紅葉時期の撮影について解説します」
    紅葉時期なので、紅葉だけでなく違った視点を含めた解説です。

    00:49
    〈作例1 戦場ヶ原の風景〉
    シャッタースピード:1/80
    絞り:F5.6
    ISO感度:200
    レンズ:12mm(LEICA DG 10-20/F1.7)

    【写真の結合】
    ・3枚の写真を結合してパノラマにします
    ・円筒法で結合

    【現像】
    ・水平処理
    ・雲の厚みを出すためにコントラスト・明瞭度・彩度を上げる
    ・重厚な雰囲気を出すために露光を下げる
    ・山の稜線(りょうせん)はブラシで彩度を上げる
    →垂れ込めた質感を強調
    ・日の当たる山の部分はテクスチャを上げる

    露出補正で暗く撮影してもよいが
    暗部のディティールがつぶれやすいので暗く撮りすぎるより調整をおすすめします。

    04:52
    〈撮影風景〉
    峠に冠雪した山があり撮影した

    05:02
    〈作例2 金精峠〉
    シャッタースピード:1/640
    絞り:F7.1
    ISO感度:400
    レンズ:200mm(LEICA DG 50-200/F2.8-4.0)

    手前の山のシルエットと冠雪した山肌を表現した

    05:23
    〈撮影風景〉

    05:30
    〈作例3 紅葉と雪〉
    シャッタースピード:1/40
    絞り:F4.0
    ISO感度:400
    レンズ:200mm(LEICA DG 50-200/F2.8-4.0)

    紅葉した葉に雪が被っている
    背景に木の幹という構図の作品
    ・メインの被写体を際立たせるために背景はボケさせる
    ・背景はシンプルに
    ・上から下への視点の動きを出した構図にした
    ・先端の葉は動線のキメなので切らない

    06:30
    〈撮影風景〉
    ・下から紅葉を仰ぎ見る撮り方

    06:37
    〈作例4 仰ぎ見る紅葉〉
    シャッタースピード:1/1600
    絞り:F2.8
    ISO感度:200
    レンズ:13mm(LEICA DG 10-25/F1.7)
    露出補正:33/100

    ・上向き撮影はブレやすいのでSSは早めが良い
    ・周辺が多少ボケても問題ない

    07:31
    〈作例5 仰ぎ見る紅葉2〉
    シャッタースピード:1/400
    絞り:F2.8
    ISO感度:200
    レンズ:13mm(LEICA DG 10-25/F1.7)
    露出補正:2 33/100

    ・露出補正を少し増やすとパステルな柔らかな色調になる

    【現像】
    ・シャドウを少し抑える
    ・ハイライトを少し抑える
    ・彩度を自然な色に調整

    08:46
    〈撮影風景〉
    山の斜面の白樺林

    08:57
    〈作例6 斜面の白樺林〉
    シャッタースピード:1/1000
    絞り:F5.6
    ISO感度:400
    レンズ:50mm(LEICA DG 50-200/F2.8-4.0)
    露出補正:-2

    【現像】
    ・ハイライトを下げて白飛びを抑える
    ・テクスチャを上げる
    ・自然な彩度を上げる
    ・スポット部分は円形フィルターで露出と彩度を下げて白黒っぽく仕上げている

    09:56
    〈作例7 斜面の白樺林2〉
    シャッタースピード:1/500
    絞り:F5.6
    ISO感度:400
    レンズ:50mm(LEICA DG 50-200/F2.8-4.0)
    露出補正:-1 33/100

    【現像】
    ・コントラストを上げる
    ・細かい枝が多い場合にはテクスチャを上げる
    ・彩度を少し上げる

    光をうまく捉えて表現すると良いです

    11:06
    まとめ

    1つの表現方法だけでは見えてこないものがある
    色々な視野を持って表現することが重要です

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