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映像制作の基本知識!被写体のサイズ・動画撮影時のアングル・構図を学んで違和感のない演出をしよう!

目次

    動画について

    映像作品を撮って編集してみたら、
    「どうも釈然としない映像になってしまった」
    ということはないでしょうか。

    基礎知識を覚えず適当に撮影してしまうと、
    観客が見たときに違和感を覚えてしまいかねません。

    今回の動画では、実写映像の学校プロスクール講師の「曽根隼人」さんが
    被写体のサイズ・撮影時のアングル・構図を教えてくれます!

    実際に撮影した映像例で、
    違和感を覚えるアングルなどわかりやすく解説していますので、
    ぜひ動画撮影を基本から学んで、映像作品にチャレンジしてみましょう♪

    Swamper Rate

    pro(専門)度★★★★★
    動画クオリティ★★★★★
    聞きやすさ★★★★★
    わかりやすさ★★★★★

    作成日:2021.06.29

    動画タイムライン

    00:00 
    オープニング

    何か被写体を撮ろうとしたときに、
    ・どういう場所から撮るか
    ・どこのフレームに入れるか
    ・どういう距離感で撮るか
    無限の選択肢があるが、どういう事を考えながら決めていくかを話していく。

    00:22
    被写体のサイズ 全7パターン

    かなり被写体から遠のいた。

    ◆ロングショット…被写体の全身が写って、周りの情景もわかる。
    ◆フルフィギュア(FF)…人物のつま先から頭の上まで見えている。
    ◆ニーショット…膝が入っている。
    ◆ウエストショット…腰から上が入っている。
    ◆バストショット…胸から上が入っている。
    ◆ショルダーショット…肩の上から入っている。
    ◆クローズアップ…顔全体が入っている。

    カメラサイズには種類がある。
    基本的には背景や人物の細かい表情の変化など何を見せたいのかに合わせて、
    サイズを変える必要がある。

    01:19
    2人の会話をとるときに気をつけたいカメラアングルのポイント

    2人の人物の会話劇を撮ってみる。

    ◆マスターショット
    シナリオがあるような物語を撮るときに、
    少し引いた画で二人の位置関係がわかるようなショットを撮っておく。
    →編集するときにとても楽になるので、最初に撮っておくと無難。

    次にいくつかカメラポジションを探っていく。

    01:55
    ◆なめ
    白い人物を手前に入れること。
    →なめることで二人の位置関係がわかりやすくなる。

    02:08
    ◆ソロショット
    なめではない一人のショット。
    白い人物がどういう会話をどういう表情で聞いているかがわかる。

    ◆顔のアップ+横からのショット

    今回撮った6カットのショットを、一連の会話で
    ・白い服のキャラクターの表情を見せたい→アップを使う
    ・二人の関係性がわかるようにしたい→ツーショット、なめを使う
    など、編集で組み合わせていく。

    Q:一つだけ間違ったショットがあるが、気づいただろうか?
    A:黒い服の男性の右肩側から白い服の男性を撮ったショット

    最初、引きの段階では白い服の男性は左側におり、黒い服の男性は右側にいた。
    他のショットも同じような構成になっているが、
    この画だけ白い服の男性が右にいて黒い服の男性が左にいる。
    すると、左右の関係が逆転してしまっている。
    →左右の関係が逆転すると、編集上つないでいて違和感につながってしまう。

    04:25
    ◆イマジナリーライン
    最初のカメラの位置に対して垂直なラインを人物の奥側に引いてみる。
    ※人物2人の首元に赤いロープを引っ張っている

    2人のツーショットに対しラインを取った場合、
    人物の奥側にイマジナリーラインを引いて、ラインの内側で撮る必要がある。
    →ラインを超えると人物の左右の関係が変わるため、違和感につながる。
    →そのような違和感をなくしたい場合は、必ずイマジナリーラインの手前で撮る。

    カメラがぐるぐる回る演出をするときには、イマジナリーラインを超えてしまう。
    →絶対に超えてしまってはいけないというわけではなく、
    観客に無駄な違和感を与えさせないためのライン。

    05:38
    まとめ

    二人の会話を撮るとき、アングルは無限にあるように感じるが、
    セオリーに則っていくと限定的になる。

    セオリーは必ず守るものではない。
    →情報を正しく、わかりやすく説明しようと思うときは、
     セオリーに則ったほうがわかりやすい。

    セオリーを破って、他の作品とは違うような映像を演出できる。
    ※不用意にやりすぎると、観客に違和感を与えてしまうため、
     さまざまなアングルやショットを探っていくのが大切。

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