00:00
オープニング
★今回のテーマ
→曇りの日の花撮影について、コスモスを例に解説
00:14
撮影場所
・東京都中央区 浜離宮恩賜庭園
→新橋駅から歩いて約10分、大江戸線汐留や築地市場から約5分の場所
00:27
春になると・・・
→菜の花畑に
00:32
撮影日は・・・
キバナコスモスがメインで、ピンクのコスモスはポツポツとある感じ
00:41
この場所の良さは・・・
→東京ならではのビル群とコスモスの都市と自然が融合した構図
→青空や日が落ちて夕暮れが差し込む時間帯が映えてベスト
00:54
今日は・・・
・どんよりとした曇り空でなかなか良さが引き出せない
・狭いスペースで鑑賞している方々が多いので写り込んでしまう
01:09
作例① 晴れの日①
→一面の花畑
01:16
作例② 晴れの日②
→下から煽って青い空と一緒に撮ったりとか太陽(光条)を活かして撮ってみたり
01:22
作例③ 晴れの日③
→コスモスの薄い花びらを活かして夕暮れに逆光で撮影ができる
01:29
曇りになると青空もなく日差しもない・・・
→写真を見ながら5つのポイントを解説
01:47
★ポイント①
→背景を活かす
作例④ 背景を活かす①
→暗い背景に主役がくるように角度を狙って撮影
・ISO:200
・絞り値:F4.8
・シャッタースピード:1/30
・測光:スポット
・焦点距離:200mm
02:09
作例⑤ 背景を活かす②
→暗い背景とのコントラストで主役のピンクの花をより引き立たせる
・ISO:200
・絞り値:F4.8
・シャッタースピード:1/50
・測光:評価(分割)
・焦点距離:200mm
02:41
★ポイント②
→前ボケを活かす
作例⑥ 前ボケを活かす①
→手前のキバナコスモスを前ボケに使用
・ISO:200
・絞り値:F4.8
・シャッタースピード:1/50
・測光:評価(分割)
・焦点距離:200mm
02:54
作例⑦ 前ボケを活かす②
→もし前ボケがないと寂しい感じになってしまう
・ISO:200
・絞り値:F4.8
・シャッタースピード:1/8
・測光:スポット
・焦点距離:128mm
03:06
手前側に前ボケがあることによって・・・
→よりふんわり感が出る
→ちょっとメルヘンな感じになる
03:19
★ポイント③
→空をキャンバスに
作例⑧ 空をキャンバスに①
→露出を高く明るめにすると空が白くなり、モノクロの中にピンクの差し色が映える
・ISO:200
・絞り値:F4.7
・シャッタースピード:1/125
・露出補正:+0.3
・焦点距離:181mm
04:02
作例⑨ 空をキャンバスに②
→白いキャンバスに色を重ねた絵画のような雰囲気に
・ISO:200
・絞り値:F5.6
・シャッタースピード:1/15
・測光:スポット
・焦点距離:105mm
04:25
★ポイント④
→ホワイトバランスを変えてみる
作例⑩ ホワイトバランスを変えてみる①
→ホワイトバランスを電球にすることでブルーのフィルターがかかる
・ISO:200
・絞り値:F5.6
・シャッタースピード:1/15
・測光:スポット
・焦点距離:100mm
・ホワイトバランス:電球
04:57
作例⑪ ホワイトバランスを変えてみる②
→ホワイトバランスを変えてみるだけで雰囲気が変わる
・ISO:200
・絞り値:F5.6
・シャッタースピード:1/8
・測光:スポット
・焦点距離:200mm
・ホワイトバランス:電球
05:17
作例⑫ ホワイトバランスを変えてみる③
→オートで撮影したときとの色の違いを楽しめる
・ISO:200
・絞り値:F5.6
・シャッタースピード:1/15
・測光:スポット
・焦点距離:200mm
・ホワイトバランス:電球
05:47
★ポイント⑤
→望遠レンズで圧縮効果を活かす
作例⑬ 望遠レンズで撮影①
→望遠レンズは被写界深度が浅くなるため、F値をそれほど開かなくとも背景をぼかして撮影できる
→圧縮効果で遠くのものが近いように見える
06:35
作例⑭ 望遠レンズで撮影②
→ボケやすく圧縮する望遠レンズの性質を活かして花の密度が高いように撮影
06:56
まとめ
★曇りの日は日差しによる陰影が少なく光がフラットになる
→ソフトフィルターがかかったようにふんわりとした感じで撮影できる
・花と女性のポートレート撮影は実は曇りの日が向いていると言われたりも・・・
→曇りだと撮影を諦めてしまう方もいるかもしれませんが、ぜひお出かけをして撮影をしてみてください!