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オープニング
【雪の撮り方について】
・冬の被写体のメインは雪
【ポイント】
・ストロボを使う
・影で演出する
01:05
【ストロボを使う】
<作例>
・なにげない雪原風景だが、ストロボを使うことで興味深い写真になる
・ストロボの性能や時間帯でかなり印象が変わる
【ストロボについて】
・どんなストロボが必要か?
・どれくらいの強さのものが必要か?
01:46
【Canon Speed Light 430EX】
・今はタイプ2や3など新しいのが出ているはず
・新品や新型は一切必要ない
・型落ちの中古で十分
・この型なら中古で3000~4000円で売っている
・新型でも10000~30000円
・新型のほうが細かく設定でき、チャージが早いため、テンポよく発光させられる
・この型でも2~3秒に1回は発光できるので、不満はない
02:52
【ガイドナンバーについて】
・勘違いしやすいが、430という数字はストロボの強さを表す数値ではない
・数値が400前後のストロボだと、ガイドナンバーと呼ばれる距離に応じてストロボの強さを表す単位が30~40くらいになる
・ストロボを持ってきても、光量が弱すぎて雪が光らないことがよくある
・ガイドナンバー30を切らないストロボがほしい
<参考画像…ストロボの商品ページ>
・ガイド番号58は、かなり強いストロボで十分な光量がある
・ガイドナンバー、ガイド番号がストロボを買ううえで一番重要
04:06
【ガイドナンバーの方程式】
・ガイドNo.40=ストロボの到達距離2m×絞り値F20(ISO100)
・2m先の被写体にF20まで絞って被写体が適切な明るさになるのが、ガイドNo.40
・F20まで絞っているため相当強い光
・これぐらい強いストロボで写せば、作例のような良い写真に仕上がる
04:45
【コツ1…開放で撮影する】
<作例>
・作例はF4くらいで撮影している
・絞ってしまうと丸玉が小さくなるため、なるべく開放したほうがきれいになる
・朝と晩の少し暗い時間帯がよい
・日中の明るいときだと、背景が明るすぎて丸玉が見えなくなってしまう
05:14
【コツ2…影で演出する】
<作例>
・雪原に影が流れているときの写真
・雪の影は青みが深いため、それだけで絵になる
・本州の場合、これだけ背景が抜けている場所を探すのは難しい
<作例>
・広く見えるかもしれないが、狭い範囲を望遠で切り取っている
・道路沿いのなにげない場所だが、影の形がきれいだった
・影がきれいだと思ったら、まずは撮影してみる
・日頃からそういう観点を持って被写体を見ているかどうかが大事
・そうすれば誰しもが撮っているような風景ではなくて、冬であってもオリジナルできれいな作品になる
・冬の写真はカメラが結露したり、寒さ対策をしたり、大変な撮影になるが、1年のうちで一番いい写真が撮れるシーズンだと思っている
06:25
【結露対策について】
・撮影中は車のハッチバックを開けておく
・車に乗り込むとき、気温差よりも湿度差を気をつければ、結露を防げる
・寒いがカメラのほうが大事であり、また暖房をつければよい
【まとめ】
・ストロボを使う、影で演出するという撮影方法を頭の片隅に入れておく