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雪の風景の構図とは?被写体の切り取り方で見え方は変わります

目次

    動画について

    大自然が多い北海道は、風景撮影好きにとって被写体の宝庫ですよね!

    特に冬は雪がたくさん降るため、白くて美しい景色が広がります。

    そこで、今回は北海道でアウトドアフォトグラファーをしている山村健児さんのYouTubeチャンネル「PASHADELIC」の動画をご紹介します。

    CMの撮影で人気の観光地となった「マイルドセブンの丘」で、白銀の世界を撮影。

    プロカメラマンとして構図を選ぶ際に意識していることなどを解説しています。

    また、iPhoneの撮影テクニックも紹介しているため、スマホで撮影する方も参考になりますよ♪

    動画紹介

    YouTube Info

    Swamper Rate

    pro(専門)度★★★★★
    動画クオリティ★★★★☆
    聞きやすさ★★★★★
    わかりやすさ★★★★☆

    作成日:2022.02.25

    動画タイムライン

    00:00
    オープニング
    【撮影地:マイルドセブンの丘】
    ・北海道は風景写真家にとって人気
    ・美瑛町は、狭い範囲にたくさん撮影場所がある
    ・マイルドセブンの丘は、CMで使われたことから人気の観光スポットになった
    ・写真家の中でも季節と時間帯によって、きれいなシーンが撮れるということで人気

    01:40
    【マイルドセブンの丘へ移動】
    ・日中は明るいので、三脚は置いていく
    ・昨日夜中も降っていたので雪が積もっている
    ・既に多くの人が歩いているため、道が出来上がっている
    ・背景に見えるのが防風林で、一本の並木ができている
    ・マイルドセブンの名前の通り、昔CMに使われたということで有名
    ・注意点は私有地の農地には入らないこと
    ・雪が多く積もってくるとロープも見えなくなる

    06:10
    【撮影ポイントを決定】
    ・夕日を中央に置く位置
    ・14時半で冬なので、方角的にもちょうど太陽が木の後ろに来る状態
    ・日中撮るときは、だいたい絞り優先
    ・想像通りのものが撮れなくなったら、マニュアルに切り替える
    ・手前に雪の層が見えるので、全景と背景の木のバランスが出てきておもしろい
    ・夏になると太陽が北側に向いてくるため、木と一緒に太陽が撮れるのは冬の時期
    ・12月の頭くらいになると、太陽が左にずれてくるため、ちょうど良いタイミングだった
    ・レンズは広角で撮るのも良いが、左端の木がまだ枯れていないため目立つ
    ・切り取って、木の部分だけ撮っていくというのが良い
    ・美瑛町全体では星がきれいなので、星と一緒に撮れるのがうれしい
    ・北極星でスタートレイルを撮るのは難しい
    ・注意点は、夏場は人気の場所で混むため、トラブルがないように気をつける
    ・目の前の駐車スペースがあるが、行き止まりがあり、Uターンをして帰ってくることになる
    ・混んでると車を停めることができない
    ・目の前に停められない場合は、下の駐車場に停める

    12:41
    【iPhoneを使ったピントの合わせ方と明るさの変え方について】
    ・デフォルトのカメラアプリで対応
    ・普通に撮影すると、iPhoneが自動で明るさを調整してしまう
    ・実際に目で見た明るさと、カメラ内の明るさが違うことがある
    ・ピントと明るさを自分で調整する
    ・画面をタップすると太陽のマークが出る
    ・ピントを合わせることにより、iPhoneが自動で明るさを調整する

    【自動的に変わってしまう明るさをロックしたい】
    ・長押しをすることでAE/AFロック(ピントが固定される状態)になる
    ・画面を上下に操作することで、ピントが固定されたまま明暗を調整できる
    ・違うところにピントを合わせたい場合、またタップし長押し
    ・雰囲気に合わせて明るさ・ピントを合わせて撮影する

    16:01
    【Lightroomで現像する】
    ・ポイントは、どうすればよりきれいに撮れるか

    <作例>
    ・24-70mm
    ・F9
    ・SS1/1000
    ・ISO160

    ・雲に入っていた柔らかい光が差し込んでいたので、よく撮れたと思っている
    ・全体的に写るような1枚は必ず撮り、その後ズームをする
    ・左側がなくなるが、右側に空間が出てきてしまうのが気になった
    ・左に動かしても木がまた見えてきてしまうため、縦の構図が良いと思った
    ・よりズームインしても良かった
    ・70-200mmに持ち替えて、右側の空間がなくなるように撮っても良かったかもしれない
    ・画像をクロップしても良い

    19:01
    <作例>
    ・縦の写真でよかったのは、下の方にある層が見えていること
    ・大雑把な現像なので、本番では全体を考えて現像する
    ・現場では良いと思っても、パソコンで見てみたらそうでもなかったものもある
    ・その逆もあるため、一通り見たほうが良い

    <作例>
    ・始めは空間があるのが変だと思ったが、わざと空間を活かした

    <作例>
    ・開きすぎたら右の気が出てきて邪魔になってしまった

    <作例>
    ・右の邪魔だった木だけにフォーカスして撮った

    <作例>
    ・下の層が2つ並んでいたので、わざとそれを入れて撮った

    22:44
    ・満足度:4
    ・絶景度:4
    ・危険度:1
    ・体力度:1
    ・混み具合:1

    ・この景色が見られる可能性は、シーズンと天気次第で確率は低い
    ・晴天でもきれい

    24:23
    【まとめ】
    ・日中の青空も良いが、光が柔らかくなってくる朝方や夕方に行ってほしい
    ・太陽と雪を一緒に撮りたければ冬がベスト
    ・北海道は私有地がたくさんあるため、立ち入らない