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オープニング
【一眼レフの基本知識について】
①シャッタースピード
②F値(絞り)
③ISO感度
④ホワイトバランス
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◆シャッタースピードとは
→カメラのシャッターが開いてから閉じるまでのスピードのこと
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〇カメラの仕組み
・「イメージセンサー(鏡のようなもの)」に光を当て光を集めることで
1枚の写真を作り出す
・シャッターを閉じているとイメージセンサーに光は当たらない
シャッターボタンを押す
→ イメージセンサーが開く
→ 光を吸収する
→ 当たった光を1枚の写真として映し出す
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〇シャッタースピードの役割
1.明るさの調整
2.ブレの調整
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☆被写体と焦点距離は同じ、シャッタースピードの設定を変えた写真を比較
[作例]被写体:コーヒーカップ シャッタースピード:1/160秒
♪ブレてはいないが少し暗い印象♪
→シャッタースピードが1/160秒で速いため光を十分に取り込めてない状況
[作例]被写体:コーヒーカップ シャッタースピード:1/30秒
♪写真全体が明るくなった♪
→シャッタースピードを遅くして光を取り込む時間が増えた
[作例]シャッタースピードを1/30秒より30倍遅くして1秒で撮影した写真
♪写真は明るいが非常にブレている♪
→1秒間もあれば手ブレによって被写体がとらえられていない
⇒シャッタースピードをしっかり調整することで、明るさとブレの問題が解消される
※動画の場合…フリッカー現象も同時に防ぐことが出来る
(フリッカー現象=蛍光灯やブラウン管を用いたディスプレイに生じる細かいちらつき)
⇒日本ではシャッタースピードを「1/100」や「1/120」に設定すると
防ぐことが出来る(地域によって違う)
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◆F値(絞り)とは
→①写真や動画の明るさを調整することが出来る
☆レンズの絞りが一番小さい状態[F1.4]からF値を大きくしていくと・・・
→レンズの中に見える穴がどんどん小さくなる⇒F値の原理
[例]水道の蛇口
・蛇口の穴が大きいほど、水は短時間で溜まる
・蛇口の穴が小さいほど、水を溜めるには時間がかかる
→レンズの話に置き換えると
・レンズの穴が大きいほど光を多く取り込むことが出来るため明るい写真が撮れる
・レンズの穴が小さいほど光をあまり取り込むことが出来ないため暗い写真になる
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②背景のボケを調節出来る
・F値が小さい場合(絞りが開いた状態)
→ 背景がすごくボケた写真が撮れる
・F値が大きい場合(絞りが閉じた状態)
→ 背景がくっきり映った写真が撮れる
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[作例]F1.4(絞りが開いた状態)で撮影したコーヒーカップとレンズの写真
♪明るさはあるが背景にあるレンズはボケてほとんど何か分からない状態の写真♪
→明るくてボケ感がある写真になる
[作例]F5.6(絞りが絞られた状態)で撮影したコーヒーカップとレンズの写真
♪だいぶ暗い印象でシルエットでしか判断が出来ない写真♪
→暗くて背景にあるレンズは鮮明に写る写真になる
⇒F値を下げることで、背景がボケて明るい写真が撮影出来る
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〇シーンによって使い分けるのがベスト
[例]・結婚式や結婚式の二次会の場合
→会場内が暗めのため、F値を大きく広げて明るい写真を撮影する
・天気が晴天の場合
→空が明るいため、F値を絞り光を抑える方法で写真を撮影する
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◆ISO感度とは
→光の感度のこと。
光に対する感度を上げる
・・・写真や映像の全体が明るくなる
光に対する感度を下げる
・・・写真や映像の全体が暗くなる
⇒暗い時にはISO感度を上げる、明るい時にはISO感度を下げるのが基本
☆ISO感度は可能な限り下げて撮影するのがポイント!
→ISO感度を上げれば明るい写真は撮影出来るが、画質が落ちてノイズが入ってしまう
その場合、F値やシャッタースピードで調整するのが望ましい
☆シャッタースピード・F値・ISO感度、それぞれの調整が出来ても
3つのバランスを見ながら適正値にする必要がある
⇒ 撮影回数を重ねて少しずつ慣れる
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◆ホワイトバランスとは
→光の温かさを調整することが出来る。
温かく柔らかい雰囲気の写真やクールな雰囲気の写真に調整可能。
☆カメラでホワイトバランスの調整を行わずに写真撮影後に編集で調整することも
可能だが、カメラの設定だけで温かみを変えられるのは便利な機能
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エンディング