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オープニング
今回紹介するNG構図
結論からいうと…
1.意図のない日の丸構図
2.要素がやたら多すぎる構図
3.メインの被写体がやたら遠い構図
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自己紹介
今回の動画は「写真が素人っぽく見える?!NG構図3パターン」
これを避けるだけで絶対写真が上手になるわけではない。
→わたなべさんがなぜそう思うか、考え方を理解してほしい。
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NG1:意図のない日の丸構図
日の丸構図はよく構図の代表として載っていることが多い。
→悪くないと考える人がいるかもしれないが、今回はあえてNG構図とした。
理由:日の丸構図で初心者がかっこよく見せるのは難しいと思ったから。
◆日の丸構図のメリット
・シンプルが故に強調される
・真ん中に被写体があるため、迫力がある
◆日の丸構図のデメリット
・単調で動きや変化がない
・何も考えてないだけの、説明的な写真になってしまう可能性が高い
日の丸構図にする意図があるなら良いが、
何も考えず真ん中に写すのはつまらないからやめたほうが良い。
→初心者は日の丸構図ではなく、三分割法がオススメ。
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◆三分割法とは
写真を縦横三分割した4つの交点のうちのどこかにメインの被写体を置いた構図
写真に変化があって、ストーリーを感じさせるような写真にしやすい。
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NG2:要素がやたらに多すぎる構図
初心者がやってしまいがちなパターン。
【作例】
サルスベリの花があり、道の両側に花が咲いていて、木が並んでいた。
全部入れたくなり引いて撮影したが、家や空などが入りゴチャゴチャしてしまった。
→何が言いたいか、まとまりづらくなってしまっている。
せっかくのお花を全部撮りたい気持ちはわかるが、
我慢して一番キレイな花だけを撮る。
→要素がシンプルなので、見る側はどこに目を向けるかわかりやすい。
要素が多い写真がだめではないが、要素が多いと難易度があがる。
→さまざまなものを撮りたいんだったら、細かいところまで見て、
構図に気を使う必要がある。
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NG3:メインの被写体がやたら遠い構図
写真をやっていない人がやってしまう、センスのない写真の原因。
【作例】
◆よくあるケース
おもちゃが写っているが、三脚も写ってしまいごちゃごちゃしている。
おもちゃの写真というより、座っている場所から見えている景色の写真になってしまっている。
【作例】
◆おもちゃの写真が撮りたいなら
ぐっと近づいて撮る。
→写真をやってる人には極めて当たり前だが、意外と忘れがち。
物理的に自分が被写体に近づくだけでも、何を写真で伝えたいかわかりやすくなる。
→構図に迷ったときには、被写体に近づくということを覚えておくだけでも、
写真が変わってくる。
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構図を覚えるより大切なこと
今回は、構図を考えるのが特に苦手や、写真が下手だが何が原因かわからない
という方にわかりやすく例を出すという趣旨で、このような話をした。
→あくまで考え方の1つとして理解してほしい。
構図の話をするにあたり、ネットをたくさん調べた。
「○○法」という構図の話がたくさん出たが、それを全部覚えても写真はうまくならない。
構図を良くる上でいちばん大事なのは撮る人の意思。
それによって何を伝えたいかという気持ちが大切。
今回紹介したNG3パターンでも、撮る人があえてそうしているなら
決してNGと言い切れなくなる。
ネットやテキストの情報は説明が足りていないと感じる。
→一番は、その構図にしたことでどういうイメージを表現したかったかという
思いを持つことが大事。
単純に構図の良し悪しではなく、自分がさまざまな表現方法をしてみて、
結果どう感じるか。
→心が伝わる写真が一番の価値である。
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まとめ