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紫陽花と蓮の”花の撮り方”講座★空間を活かした表現で空気まで伝わる写真を!

目次

    動画について

    花の撮り方、特に紫陽花を中心に上手に撮るコツをレクチャーしている動画です。

    ソニーストア公式のため、ソニー製のGMレンズを中心に話をしていますが、他社製レンズ、スマートフォンでの写真撮影でも役に立つ構図やボケなどのお話です。

    単調になりがちで変化の難しい紫陽花の写真撮影で、どのように差をつけるか? 背景にある人工物を活かしながら撮影する方法などが学べます。

    ボケを活かしながら印象的な写真の撮影方法をどうぞ。

    Swamper Rate

    pro(専門)度★★★★★
    動画クオリティ★★★★★
    聞きやすさ★★★☆☆
    わかりやすさ★★★★☆

    作成日:2022.05.16

    動画タイムライン

    00:00
    ・ソニーストアαイベント
    「コロナに負けるな!」第5弾
    「四季を感じる 花を撮る Part 2」

    00:44
    ・”雨が育てる 紫陽花”。これからが紫陽花のきれいな時期
    [サンプル1]
    一般的なよくある構図
    →シックに撮ってみた

    [サンプル2]
    ・まだ一般的な絵
    →紫陽花は色々撮影しても単調になりがち

    01:40
    【本日のMenu】
    ・「情景表現」ボケ具合で雰囲気と花を活かす
    ・基本的な絵作り。空間の配置でボケを演出する
    ・ボケ作りのテクニック
    ・SEL90M28G 紫陽花作品集
    ・蓮作品集

    02:22
    【情景表現】
    ・その場の雰囲気も同時に表現。「あじさい」と言えば、鎌倉明月院(あじさい寺)
    ・定番のカット:参道の石階段・山門・明月院ブルー(ヒメアジサイ)
    →紫陽花だけを撮影しても風情がない。周囲の情景を意識する
    ・+αのカット:情景も写し込む 和のイメージ
    ・情景表現=「情景描写」という小説の書き方・技法の1つ
    ・文章では「イメージ」を見せるが写真では「雰囲気」を見せる
    ・ボケをコントロールしながら印象的に見せる

    03:52
    ◎情景の見せ方
    ・ボケ具合と雰囲気と花を活かす
    ・ボケの前に「色合いと明るさ」調整

    ◎明るさによる表現の違い
    [明るさサンプル1・2・3]
    ♪明るさが三段階の花の写真 左から順に明るくなる♪
    ・左側が好きという方もいるかもしれない

    ◎色合いによる表現の違い
    [色合いサンプル1・2・3・4]
    ♪左からグリーン・イエロー・ブルー・マゼンタの色味♪
    ・色合いも好みが分かれる
    ・色合いも明るさも自分のイメージと好みに合わせる。その変化は?

    04:54
    ◆色合い=ホワイトバランス
    ・カラーチャートで楽しむ
    詳しくは別動画

    ◎色の変化を見る
    G+B 
    M+B
    自分のイメージと好みに

    06:14
    【Lensの特徴】
    特徴を活かした撮り方「印象表現」
    Distagon T*FE35mm F1.4 ZA
    →分かりやすい作例で説明

    [サンプル ヤマアジサイ]
    ・広角なのに解像感/ボケ感
    ・広角だから画角が広い=情景を表現できる

    07:37
    【絵の組み立て】
    ・室外機部分は使えない
    ・窓枠は背景に使えそう
    [サンプル]
    ・背景がボケすぎ
    ・開放だと情景がわからない
    ・背景をコントロールする
    [サンプル F4]
    ・和の風性を感じられる
    ・情景をどうやって活かすか
    ・条件と合わせて構図を決める

    08:55
    【お花の撮り方 基本的な絵作り】
    ①花のクオリティを選ぶ
    ②花の背景を選ぶ(色・空間)
    ③空間の配置(ボケ具合の演出)
    ④色と明るさを調整
    →事前に撮影前のイメージを持つ!

    09:35
    【イメージを持った作品】
    ①クオリティー
    ②花の背景
    ③空間の配置
    ④色と明るさ
    →撮影前イメージ「カラフル」
    [サンプル作品]
    淡い水色に対して背景が濃い

    10:32
    [サンプル作品]
    背景がきれいな色のボケ
    玉ボケができている
    [サンプル作品の引き]
    提灯がボケていたことが分かる
    →情景を活かして色合いを豊かにする

    ◎提灯を背景に選んだ理由
    背景の距離感と色合い
    [サンプル作品]SEL35F14Z
    自然界ではあまりない色を背景にして空間の絵作り
    「レンズを活かして空間を作ってボケと色で絵を作り印象的に」

    12:21
    【あじさいについて】
    ほとんどがヒメアジサイかガクアジサイで単調になりがち

    [空間サンプル]SEL70300G
    望遠でアップで切り取る
    [完成サンプル]
    これではつまらない
    [完成サンプル 前ボケ]
    前ボケで絵を変化
    →望遠だと使いやすい

    13:29
    【前ボケのテクニック】
    前ボケを柔らかく淡くするコツ
    ①周りに空間のあるお花を選ぶ
    ②前ボケにする花を選ぶ
    ③花にレンズをつける
    →明るい花を選ぶ・日があたっている花を選ぶ(暗くならないように)
    [前ボケ作品サンプル]

    15:04
    【SEL90M28Gで撮る】
    ・90マクロで撮る作品集

    [紫の紫陽花としずく2枚]
    紫陽花にはしずくが似合う
    実際には花びらではなくガク
    [八重の紫陽花]
    花が白に対して背景がピンクやブルーで綺麗
    [カシワバアジサイ2枚]
    グリーンが綺麗
    [八重の西洋アジサイ5枚]
    幻想的に淡く撮っている
    90マクロならでは

    17:00
    【四季を感じる花 蓮】SEL70200GM
    [蓮作例]
    非常に綺麗

    18:10
    【レンズの特徴を生かした作品】
    [ピンクの蓮と背景が緑 2枚]
    望遠ならではの作品
    距離が遠い花ばかりなので望遠が良い

    19:00
    【GMレンズの特徴】
    SEL85F14GM
    シャープで解像度が高くボケが滑らかできれい
    圧倒的な存在感や実在感
    →雑多な背景でどう見えるか?

    [背景サンプル3枚]SEL85F14GM
    被写体との距離がなくても綺麗にぼける
    レンズの特徴が生かされている

    [雑多な背景サンプル3枚]SEL70200GM
    アップで撮ると背景は大ボケする
    ざらついた面もきれいに見える

    20:12
    【視点を変えて撮影を楽しむ 作品を切り取る】
    [蓮水滴2枚]
    マクロレンズだとどうしても水滴を撮りたくなる
    [蓮蕾(通常)]
    この作品をカメラの性能を活かすとどう撮るか?
    [蓮蕾(トイカメラクール/グリーン)]
    明るさと色合いをコントロールすることで作品が変わってくる
    闇に沈めることもできる
    [蕾と赤トンボ]
    望遠で狙った

    21:00
    【少し変わった花の撮り方】
    魚眼で撮る「蓮」
    VCL-ECF2+SEL16F28
    望遠ではなく近づける蓮ならば魚眼レンズで撮影するのも面白い

    [蓮と空3枚]
    下から煽ると空が広がる
    雲があると画が面白い

    21:40
    【やっぱり望遠の撮影がきれい】
    特にGMLens
    [ピンクの蓮 3枚]SEL70200GM
    緑とピンクのコントラストがレンズの特徴を活かしている
    ぜひ4Kブラビアで

    22:30
    【まとめ】