日中シンクロを使いこなして雰囲気のある写真を撮影しよう!
目次
動画について
昼間などの明るい時間帯のストロボ撮影、日中シンクロについて丁寧に解説をしてくれている動画です。
ストロボは暗い時間に明るくするために使うものだと思っていませんか?
実は日中の明るい時間にも使用して影や写真の雰囲気を思い通りに作り出すためにも使えるんです!
太陽光が強くて顔にできてしまう影を消してくれたり、逆光撮影の明るさ調節に使えたりと何かと便利!
使いこなすのは少し難しいですが、こちらの分かりやすい動画で学んでぜひ実践してみて下さい!
Swamper Rate
pro(専門)度 | ★★★★★ |
動画クオリティ | ★★★★★ |
聞きやすさ | ★★★★★ |
わかりやすさ | ★★★★★ |
作成日:2023.04.01
動画タイムライン
00:00
オープニング
「宇宙一分かりやすい日中シンクロの撮影方法」
00:12
【日中シンクロとは?】
明るい野外にフラッシュ撮影すること
→雰囲気のある撮影ができる
今回の説明はフラッシュをカメラの上に付けるものではなく
ライティングスタンドを使用しての撮影
01:00
[作例]
♪すべての作品が逆光や暗めの環境の撮影だが人物がきちんと明るい♪
01:26
【トピックス】
①日中シンクロのいいところ
②日中シンクロの原理
→原理を知ると上達が早い
③僕の使っている機材
④ストロボと太陽の位置
⑤カメラとストロボの設定
01:55
①日中シンクロのいいところ
・被写体と背景の明るさを自分で調節する事ができる
・好きな位置方向から光を出せる
[サンプル2枚]
・背景はとても明るい逆光環境
・通常ならば白飛びしたり被写体が暗くなるがきちんと撮影できる
→全てストロボの効果
・被写体と背景を別々に調整できるのがストロボの良さ
・ライトを左側に置いたので右に影
→光の位置を自在に動かせる
03:30
②日中シンクロの原理
・夜と同じフラッシュじゃ明るさが足りない
・昼間の明るさより明るい光が必要
→夜や室内で使う明かりとはわけが違う
[サンプル4枚]
・同じ明かりを照らしても夜間と日中では作用が違う
・日中の明かりは大きな力が必要
→スマホのバックライトの作用と一緒
暗いところでは明かりを下げて明るいところでは明かりを上げる
05:25
③使っている機材
・ソフトスタンド【Manfrotto】MS0490A
コンパクトにたためる
安定感が高い
・ソフトボックス【Cactus】CB60W
中が白色で光が柔らかい(銀色は光が強い)
日中シンクロには本当は銀色が良い
日中シンクロには銀色がオススメ
・送信機【Godox】Xpro
分かりやすい
レスポンスが早い
並行輸入品は注意(技適マークと保証)
08:00
・ストロボ【Godox】AD360Ⅱ
圧倒的なパワー
フルパワーで何度でも使用できる
バッテリーが別でパワーが高い
別売りのケーブルでチャージが早くなる
AD200Proでもコンパクトで安価で良い
Nissin MG10よりもAD360の方が良い
10:26
④ストロボと太陽の位置
・ストロボは斜めから発光させ影をつける
・顔には太陽の光が一切当たらないように
・太陽はストロボと対照的な位置周辺
・曇りの場合は被写体が一番暗くなる場所がいい
◆晴れた時のライティング
[図解 太陽とストロボの位置関係が斜め対象]
[サンプル2枚]
太陽が髪の毛をフワッと照らしてくれる
[図解 太陽が右上でストロボは反対側]
[サンプル]
♪顔が横を向いているのもあるがキレイな逆光で撮影できる♪
[図解 太陽が右上でストロボも右]
[サンプル]
♪体前面が明るく背中が圧倒的に暗い♪
11:57
◎ストロボは斜めから発光させ影をつける
→基本の位置
正面から光を照らすと立体感が無くなる
光潰れをする
斜めからソフトボックスを使うのがオススメ
太陽の光が顔に当たると悪影響しかないので自分でライティングを作る
13:08
◆曇りの時のライティング
[図解 モデルさんに対し右斜からストロボ]
・曇りでも多少は光があるのでモデルさんに影ができないように
・曇りはライティングの自由度が高い
[サンプル数枚]
・晴れたときのように髪の毛にエッジを付けることはできないが自由度が高い
・ライトの位置はどこでも良い
14:02
⑤カメラとストロボの設定
・最初に被写体は気にせず背景を作る
・背景を作り終えたら被写体にフラッシュを当て撮影
・微調整していく
[サンプル]
→1,白飛びしていて背景が明るすぎるので明るさを下げる
2,背景の明るさを丁度良く下げた所でフラッシュを焚く
3,写真の出来上がり!
15:07
◆全体の明るさを調整するとき
F値→全体の明るさが変わる
SS→背景だけ明るだが変わる
ISO→全体の明るさが変わる
フラッシュの光量→被写体の明るさが変わる(スタンドを近づけると強くなる)
上記設定で細かい微調整を行う
15:47
◆日中シンクロの2つの選択肢
◎NDフィルター
ピントが合いにくくなる
一枚フィルターを追加すること
汚れやピントなど撮影時気になるポイントが増える
◎ハイスピードシンクロ(HSS)
発光力が落ちる
ストロボの寿命が短くなる
→日中シンクロはどちらかを選択する
SS1/250までしか日中シンクロは同調してくれない為
自分はハイスピードシンクロを使っている
19:04
◆NDフィルター使用時のシャッタースピード早見表
F1.4レンズならND16がオススメ
F1.8レンズならND8がオススメ
→それ以外ならNDフィルターは不要かもしれない
ハイスピードシンクロをオススメしたい
19:03
【宇宙一分かりやすい日中シンクロの撮影方法】
・被写体と背景の明るさを自由に調整できる
・真昼の明るさでも目立つ、超明るい光が必要
・機材
スタンド【MS0490A】
ソフトボックス【CB60W】シルバーがオススメ
送信機【Xpro】
ストロボ【AD360ⅡかAD200】
・撮影の時は背景から作り、その後ストロボをたく
・最後に微調整
・NDフィルターかハイスピードシンクロを選ぶ