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【作例集】FUJIFILM GFX100Sでイルミネーションやポートレート

目次

    動画について

    ユーチューバー・UZUMAXさんによるFUJIFILM GFX100Sで撮影した作例動画です。

    スナップから風景写真、動物やポートレートまで、20枚近くに及ぶ作例を通して、1億画素の高精細な画質やラージフォーマットのボケやすさを伝えています!

    比較写真では絞りを変更することで被写界深度やボケ方の違いも検証していて大変参考になります。

    イルミネーションスポットではISO51200まで引き上げてラージフォーマットの限界に挑戦!?

    さまざまな条件の作例が見れる楽しい動画です♪

    Swamper Rate

    pro(専門)度★★★☆☆
    動画クオリティ★★★★☆
    聞きやすさ★★★★★
    わかりやすさ★★★★☆

    作成日:2022.08.02

    動画タイムライン

    00:00
    オープニング

    今回はFUJIFILM GFX100SのISO感度を上げた撮影をしたので、サンプルを見てほしい

    00:14
    【作例1】
    SS1/550
    F4.0
    ISO100

    ・上野駅構内の端
    ・1億画素がわかりやすい写真
    ・100%の画像表示でも解像力がすごい
    ・引いてみると見えない文字が拡大表示すると文字まで見える
    →1億画素あるといろいろなものが見える

    Canon EOS R6だと2000万画素しかないため、こういう確認はできない
    →FUJIFILM GFX100Sなら細かい確認までしっかりできる

    01:06
    【作例2】
    SS1/350
    F1.7
    ISO100

    ・上野から銀座まで歩いている途中で撮影
    ・歩いている男性の哀愁がある
    ・開放で撮っているので、男性周り以外は基本的に全部ボケてくる写真になっている
    ・パッと取り出してのスナップ写真もFUJIFILM GFX100Sはやりやすかった

    01:48
    【作例3】
    SS1/250
    F1.7
    ISO100

    ・東京国際フォーラム
    ・カメラやレンズの確認をするのに使いやすい場所
    →遠近感の確認ができる
    →パターンが決まった組み方の場所なので、レンズテストがしやすい場所になっている

    【作例4】
    使用レンズ:FUJIFILM フジノンレンズ GF80mmF1.7 R WR
    SS1/1700
    F2.0
    ISO400

    ・海外の方のポートレート
    ♪背景がぼけてメインの被写体の立体感がある♪

    02:43
    ◆【作例1】の比較写真
    【左】
    SS1/480
    F2.8
    ISO100

    【右】
    SS1/50
    F9.0
    ISO100

    ・SSの影響で明るさに違いが出てしまっているが、ボケ方や解像感の違いがわかる
    ・左の画像はF2.8なのでボケ感が出てくるところがある
    ・F8~F10まで絞ったほうが全体的にはしっかりと解像される
    ・右側の画像は周辺までしっかりといい感じに線が出ている
    →開けて撮るより絞って撮ったほうが東京国際フォーラムのような場所では良い

    04:00
    【作例5】
    SS1/280
    F8.0
    ISO400

    ・車に乗っていて飛行機雲がかっこいいと思って撮った
    ・富士フィルムのいい色が出ている
    ・ノスタルジック・ネガで撮影し、レタッチはしていない
    ・枝がしっかりと出てきている
    ・200%まで拡大しても、草の細かいところまで線が出ている
    ・右上の撮影時には気づいていない飛行機がわかってしまう

    05:22
    【作例6】
    SS1/2500
    F2.0
    ISO100

    ・猫
    ・毛の1本1本が繊細に写し出されている
    ・F2なので顔の部分にピントが合っていない感じになってしまった
    ・ボケ感も周りを溶かしてくれるような写真になった

    【作例7】
    SS1/2500
    F1.7
    ISO100

    ・顔にピントが合っている
    ・毛の具合がきれいに出ている
    ・ラージフォーマットの80mmF1.7で撮影すると、
    基本的に周りは全部きれいなボケになってくれる
    ・色がいい

    【作例8】
    SS1/70
    F4.0
    ISO100

    ・背中の毛がきれいに撮れている
    ・ピント合わせる位置が難しい
    →この猫も全体に合わせたかったので、もっと絞らないといけなかった
    →F4で撮ると一部にしかピントが合っていない状態になる
    ・フルサイズ機と撮り方が違う

    【作例9】
    SS1/140
    F4.5
    ISO100

    ・等倍拡大しても2000万画素ある
    ・思い切りトリミングし放題

    08:04
    【作例10】
    SS1/300
    F4.0
    ISO100

    ・お城の石垣
    ♪石の質感がよく解像されている♪

    08:21
    【作例11】
    SS1/4000
    F1.7
    ISO100

    ・寝てる猫
    ・顔にピントを合わせても体のほうがボケてしまう

    08:40
    ◆比較写真
    【左】
    SS1/800
    F2.8
    ISO100

    【右】
    SS1/220
    F8.0
    ISO100

    ・梅の木
    ・絞りを確認したいと思って撮影した
    ・引いた画像ではわかりにくいが、絞りを開けた状態だと背景に違いが出てくる
    ・梅の木が浮かび上がるような写真になるので、開放で撮るおもしろさがある
    ・F8で撮った写真は全体にピントが合ってくるので、どの梅の花もきれいに写っている
    ・F2.8はどこにピントが合っているかわからないが、
    花びらによってピントが合っていなかったり、解像感はF8よりわかりにくくなっている
    →個人的にはF8で撮る梅の木のほうが好き
    ・枝の先までしっかりきれいにくっきり出ている

    ※1億画素の同時処理は重たい

    10:00
    ◆比較写真
    【左】
    SS1/100
    F5.6
    ISO12800

    【右】
    SS1/100
    F11
    ISO12800

    ・イルミネーションの形など、どんなものが置いてあるか見たい場合は絞ったほうが良い
    ・ポートレートとなると、少し開けてみてイルミネーションがボケたほうが格好いい
    ・絞ると光が小さくなってしまう
    ・ISO感度12800で撮影しているが、絞ってしまうとノイジーな感じになる
    ※絞ると光の取り込み量が減るのでノイズが増えだす
    →開けたほうがきれいな写真になりやすい

    ◆比較写真
    【左】
    SS1/100
    F7.1
    ISO12800

    【右】
    1/100
    F11
    ISO12800

    ・絞り開け気味のほうがきれいなポートレート写真にしやすい
    ・LEDの光もにじみ方や線の出方がきれい
    →しかし、F7.1くらい抑えたほうがいいかもしれない

    ※背景のイルミネーションが全く違う

    ◆比較写真
    【左】
    SS1/100
    F11
    ISO12800
    スムーススキンエフェクト強

    【右】
    1/100
    F11
    ISO12800
    スムーススキンエフェクト無

    ・右の写真は実際の肌だとわかるような質感
    ・左の写真はきれいに補正されている(ファンデーションが塗られている感じ)
    ・女性はスムーススキンエフェクトをかけたほうが良いという方がいるかも
    ・1億画素あると肌の質感がバッチリ出てしまう

    13:10
    【作例12】
    SS1/100
    F4.0
    ISO12800
    スムーススキンエフェクト有

    ・イルミネーションの光が体にあたっている写真
    ・ストロボは使っていない
    ・手持ち撮影で雰囲気のいい写真が撮れる

    【作例13】
    SS1/100
    F7.1
    ISO51200

    ・さすがにISO51200は厳しい
    ・拡大しなければ良いが、いくらラージフォーマットといえどノイズが出る
    ・モニターでの100%表示ではノイズが乗るが、L版、2L版で印刷したら全然いける

    14:17
    【作例14】
    SS1/400
    F2.2
    ISO12800

    ・小物アイテムを手にとって撮影してみた
    ・こういう雰囲気の写真を撮影するのは、ラージフォーマットカメラだと楽しい
    ・ニット帽の質感がすごく出ている

    【作例15】
    SS1/320
    F7.1
    ISO12800

    ・F7.1まで絞ると、アップにしたときノイズ感が出る
    ・これはこれでグレイン・エフェクトが自動でかかっている感じがして格好いい

    【作例16】
    SS1/320
    F7.1
    ISO12800

    ・Eterna/エテルナ、ブリーチバイパスで撮った写真
    ・帽子の質感とか明かりの当たり具合がきれいな感じ
    ・影の部分や光の部分が格好いい
    ・フィルムシュミレーションはシーンによって使い分けると、おもしろいのができる

    【作例17】
    SS1/320
    F.1
    ISO12800

    ・モノクロ設定
    ・コンピューターグラフィックスみたいで格好いい
    ・背面液晶モニターではわからないが、パソコンに写して初めてわかる質感

    【作例18】
    SS1/1600
    F1.7
    ISO12800

    ・開放で腕のところにピントを合わせているため、顔にピントはきていない
    →シビアさが格好いい演出になる
    →ラージフォーマットカメラ(FUJIFILM GFX100S)を使って楽しく感じたところ

    【作例19】
    SS1/1600
    F1.7
    ISO12800

    ・モデルガンを構えて横から撮影した写真
    ・ピントは顔で合わせている
    ・マスクの質感がよく撮れている

    17:04
    まとめ

    個人的にはエモい写真が撮れた

    新しいラージフォーマットFUJIFILM GFX100Sと
    FUJIFILM フジノンレンズ GF80mmF1.7 R WRでいい感じに撮れたので気に入った

    富士フィルムが言っている「フルサイズではなくラージフォーマット」という
    考え方もよく理解できた

    AFの測距速度や連写の関係で動き物が苦手
    キヤノンやソニーの最新ミラーレスカメラのようにはいかない

    それを補ってあまりある描写性能、富士フィルムの色がある
    使い方さえはっきりしていれば、FUJIFILM GFX100Sは最高のカメラになる