SIGMA fp Lのカラーモード「パウダーブルー」でCinemaDNG12bit動画撮影
目次
動画について
ジェットダイスケさんによるSIGMA fp Lの紹介動画です。
新カラーモードのパウダーブルーを適用して静止画と動画を撮影。
作例の夏の爽やかな感じの色味が魅力的です♪
さらにカラーモードをOFFにしたものとの比較やEVF-11を装着した使用感などについても紹介。
そして、動画パートではCinemaDNG12bitを使っての映像作例、MOV記録との画質比較や機能の制約などについて解説しています!
動画撮影をメインで考えている方におすすめの動画です♪
Swamper Rate
pro(専門)度 | ★★★★★ |
動画クオリティ | ★★★★☆ |
聞きやすさ | ★★★★★ |
わかりやすさ | ★★★★☆ |
作成日:2023.05.30
動画タイムライン
00:00
オープニング
使用カメラ:SIGMA fp L
使用レンズ:SIGMA 35mm F1.4 DG DN | Art
◆SIGMA fp L
SIGMA fpシリーズの高画素タイプ
01:00
新カラーモード:パウダーブルー
◆スライドショー
・渚の風景にバッチリの色味
・何となく懐かしい感じも良い
◆比較写真
・カラーモードOFF
・パウダーブルー
一気に雰囲気が増す
◆スライドショー
※作例写真は5月中旬の撮影
・夏のビーチによく合う
・新緑の季節に緑が映える感じにもなる
・ブルーと言いつつ、緑もよく映える感じに思った
・浜辺や学校の帰り道も映画のような感じになる
・パウダーブルーは懐かしさがある
・湘南っぽさを感じる
→古い町並みを散策しながら撮るだけで、鎌倉や湘南っぽさが出てくる感じがした
・ブルーと言いつつ緑の発色がよくなるので、補色になる赤が引き立ってくる感じがする
→捕食関係が増すという意味かもしれない
03:12
◆スライドショー
夜に撮影
・夏っぽいので夜にも合う感じがした
・SIGMA 35mm F1.4 DG DN | Artの立体感もすごい
→ミニチュアを撮っているかと思った
→ビーチの監視台も良いボケ
・高画素のカメラということで、夜手持ちで撮ったがノイズ処理が目立つ
・光が十分にあれば、夜でもきれいに撮れる
夜もパウダーブルーは良いが、昼とは質感が変わってくる
▼
ティール&オレンジと比較してみると、夜はパウダーブルーのほうが合う気がした
05:35
◆EVF-11(外付け電子ビューファインダー)装着時
チルトするファインダーは覗き込んで撮ることができるため良い
◆比較写真
・通常アイレベルの写真
・ファインダーをチルトさせ正対した写真
正対させたほうが、被写体に向き合っている感じがする
06:19
◆CinemDNG
4K動画をRAW記録できる
◆設定画面
・記録ビット数
8,10,12bit
SSDをUSB接続することにより、SSDに12bitでCinemaDNGが記録できる
▼
Adobe Camera RAWのインターフェイスの4K動画をLightroomやAdobe Camera RAWで現像できる
※DNG=アドビが提唱するRAW画像ファイル形式(ライカでも採用)
07:13
◆SSDをSIGMA fp Lに装着した状態
スモールリグなどからSSDを固定する器具が発売されているので、
そういうのを利用すると良いかもしれない
07:28
◆動画
CinemaDNG12bit記録をAdobe Camera RAW、After EffectsでRAW現像したもの
Adobe Camera RAWのインターフェイスで4K動画を現像できる
→いつものRAW現像と変わらずできるので、色の作り方とかやりやすい
→いつも写真でやっているプリセットを適用できる
安いマシンで編集できてしまう
CinemaDNG記録では電子手ブレ補正が効かない
→三脚やスタビライザーとともに使用したほうが良い
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最近はやたら手ブレ補正がかかった映像が多い
→原点回帰のために手ブレ補正を切って撮るのもおもしろい
09:26
◆先程の動画をAdobe Premiere Proでスタビライズ
ワープスタビライザーをかけたもの
画面全体が波立って見えるものは、ポスプロでのスタビライズは向いていない
→PCが画面全体がブレているのと、波立って動いているものを分けて考えにくい
→回転灯や植物が揺れていると良い影響はないし、大事故につながる恐れがある
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CinemaDNGでは撮影時点でのブレ防止を推奨
ジンバルや三脚を使うのが断然良い
◆運転席の映像
画面全体が移動するとワープスタビライザーが難しい
※SIGMA fp Lの不備ではない
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後処理で手ブレ補正をかけるのは、まだ完全ではない
11:48
◆クロップズーム
SIGMA 35mm F1.4 DG DN | Artのみで撮影したがクロップズームが使える
高画素を活かしてのクロップズーム
→広角レンズ1本でも様々な画角が撮れる
◆比較写真
・CinemaDNGの坂道カット
・クロップズームした坂道カット
12:18
◆CinemaDNGのみだけでなくMOVでも撮れる
◆映像
MOV(ALL-I)で街灯の灯った港を撮影
MOVなら電子手ブレ補正が効く
◆比較映像
・手ブレ補正なし
・手ブレ補正あり
手ブレ補正ありのときは若干クロップされる
→クロップされるが、夜でも安定して撮ることができる
◆比較映像
・MOVで撮影
・CinemaDNG 8bitで撮影してAdobe Camera RAWにてプリセットRAW現像
欄干に肘をついて撮影した
SSDを持たずに出かけた
CinemaDNG 8bitはSDカードで撮れる
→SDカードのスピードが足りなくて映像が切れてしまった
CinemaDNGは8bitでも十分きれいかもしれない
14:19
MOVでは手ブレ補正が効く
CinemaDNGはきれい
Adobe Camera RAWでのRAW現像はありがたい
→慣れたインターフェイスが使える
→使い慣れたプリセットも適用可
今回はシネマカメラ的な見方をしているが、もちろんスチルカメラとしても使える
スチルカメラとしても使えるが、ツッコミどころがないわけではない
→電子シャッターの歪みがある
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そういうのをわかった上で、そうならないように使うこと
まだまだ発展途上、挑戦的・野心的な製品は、完成度よりも挑戦したことを評価したい
16:28
◆動画