00:00
オープニング
◆蛍の撮り方
1.準備
2.撮影
3.編集
のうち、準備と撮影をメインに話をしていく
00:56
◆蛍撮影 準備編
・蛍の種類
1.ヒメボタル
点滅して光の玉みたいに丸く写る
2.ゲンジボタル
ずっと光り続けるため、軌跡が線になって写る
・出る条件
気温と湿度が高いジメジメした日の夜
月が出ていなければ、尚良し
・場所
蛍が見れる場所は思っているより多い
「自分が住んでいる地域 蛍」で検索すると色々出てくる
・機材
カメラ…マニュアル設定できるもの
レンズ…F1.4~F2.8くらいの絞りが開けられるレンズ
三脚
レリーズ…カメラを遠隔操作するためのケーブル
・蛍撮影で守ってほしいこと
1.捕まえたら蛍が弱ってしまうため、捕まえない
2.できるだけ無駄な光を出さない(車のヘッドライト、懐中電灯など)
※カメラの画面やボタン系統の光は予めテープなどを貼っておく
3.虫除けをしない…蛍も虫なので悪影響
04:06
◆蛍撮影 撮影編
・蛍の写真ができるまでのルート
1.一発取り
2.比較明合成
→何枚も同じ構成でホタルの写真を撮って、それぞれの蛍の写真を1枚の写真に凝縮する
今回は比較明合成をする前提で話していく
04:41
蛍を取りに行くときは夜に行くのではなくて、
ロケハンをして構図も決めてピントを合わせて準備しておくのがオススメ
▼
夕方に比較明合成のベースとなる前景を撮らないといけない
蛍は真っ暗なところにいることが多く、夜はピントが合わせづらい
▼
明るいうちに行くのがオススメ
ロケハンが済んでピントも決めて夕方になったら、
ピントリングにテープを貼って固定する
05:25
◆前景を撮るときの設定
F値とISO感度は蛍撮影時と同じにする(ISO感度は可能ならでOK)
→あとで比較明合成をする際に絞りが変わっていると若干違和感がある
▼
F値は固定して、SSで露出を調整する
◆前景写真の露出
比較明合成をしたとき、前景写真が明るすぎると昼間に蛍が飛んでいる感じになり違和感がある
前景はアンダー露出で撮る
▼
前景が無事撮影できたら、蛍が出てくるのを待つだけ
午後8時くらいから蛍が飛び始める
06:05
◆設定
F値…レンズの開放
ISO感度…ISO800~3200の間くらい(絞りやSSによって変わる)
※何枚か蛍の写真を撮ってみて、写っている蛍の光が弱いと感じたらISO感度を上げる
※蛍自体の写り方はF値とISO感度で決まり、SSは関係ない
SS…10~20秒の間
【作例】
F4.0
SS20秒
ISO2000
背景は暗くて蛍の光だけが写る
シャッターを開けすぎると背景が明るくなってきてしまう
→合成するとき違和感が出る
▼
背景が暗くて蛍がきちんと映るくらいの露出にするのがオススメ
07:23
◆設定まとめ
1.F値は開放
2.ISO感度は800~3200くらいで調整
3.SSは10~20秒くらい
蛍が飛んでいるときに同じ設定で撮り続けて、同じ構図で何枚も撮れば大丈夫
午後11~12時になると、蛍はいなくなってくる
→撮影終了
07:53
◆蛍撮影 編集編
・編集の流れ
写真の色味、明るさ調整
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ソフトを使って比較明合成
(比較明合成できるソフトはフリーソフトもある)
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書き出して完成
08:31
まとめ