Twitter

雪の中でポートレート撮影!ストロボ配置からモデルまで幅広く解説

目次

    動画について

    雪が降っている中での撮影は、カメラマンや機材にとって非常に厳しい環境です。

    しかし、一番つらいのは、ドレスや着物など薄手の洋服を着用しながら雪の中でポージングをするポートレートモデル。

    今回の動画では、極寒の冬に雪の中でポートレートを撮影する際のコツを
    プロのポートレートカメラマン「Ilko Allexandroff」さんが紹介しています。

    カメラの設定や雪からの守り方、自然光・ストロボの使い方、
    寒い環境でのモデルさんへの配慮に至るまで、
    今までの経験を踏まえて豊富な作例とともに細かく伝授。

    こちらの動画を見れば、難しい環境でのポートレート撮影でも
    スムーズにこなせるようになりますよ♪

    動画紹介

    YouTube Info

    Swamper Rate

    pro(専門)度★★★★★
    動画クオリティ★★★★☆
    聞きやすさ★★★★☆
    わかりやすさ★★★★★

    作成日:2022.02.24

    動画タイムライン

    00:00
    オープニング
    【雪を撮影するときのポイント】
    雪撮影でいちばん大事なことはライティングはどうするか
    ・ストロボ1灯2灯、どちらでも全然違う写真になる
    ・基本ストロボでの撮影が多いが、自然光でもきれいな写真になる
    ・自然光は柔らかい感じ、白くなった地面がレフ板代わりに
    <作例3枚>
    ♪ライティングより自然な雰囲気の光になっている♪

    01:40
    ・自然光での気をつけるポイントは、若干暗い背景を見つけること
    ・雪がきれいに写る
    背景が明るいと雪も真っ白なので、あまり雪が降っている感じにならない
    <作例5枚>
    ♪背景に暗い色の木が写っていることで雪がはっきり写っている♪

    02:15
    【ストロボ1灯を使うとどうなるか】
    <作例5枚>
    ♪前からストロボを入れると、顔がはっきりして、モデルが際立つ♪
    <作例3枚>
    ・後ろからストロボを入れると、バックライトが雪をきれいに見せてくれる
    ・ストロボを増やし、別の所にエッジライトを入れるのもあり

    03:25
    ・前からストロボ2灯を使い、後ろからストロボを使う
    ・前から被写体の露出を好きなように決めて、後ろで雪を止める
    <作例5枚>
    ♪前からストロボを入れるよりも細かく雪が写って幻想的♪
    ・気をつけるポイントは、雨のようになってしまうことがある
    ・オレンジフィルターやブルーフィルターで背景の雪の色を完全に変えられる
    <作例2枚>
    ・オレンジフィルターを入れ、ホワイトバランスを約3000ケルビンに

    04:43
    【ホワイトバランスについて】
    <作例5枚>
    ・ほとんどの場合、ストロボのホワイトバランスか、5600-5800ケルビンくらいで撮影することが多い
    ・ストロボで撮影するときはメイン光になるため、ストロボのホワイトバランスで撮る
    ・昼間の雪を撮影する場合は、日中なので5600-6000ケルビンくらいで対応可能

    05:17
    【早く撮るコツ】
    <作例3枚>
    ♪薄着で撮影の過酷さも伝わる♪
    ・雪景色撮影は非常に寒いため、早く撮らないといけない
    ・被写体も寒いため、移動、広く撮りたい、レンズ交換などは厳しい

    06:14
    <作例>
    ・パノラマで撮影、-15℃くらいだったので、数時間の撮影は厳しい
    ・もう少し広く撮りたかったが、後ろは行けなかった
    ・ストロボの配置を変えて移動も考えたが、手っ取り早いのがパノラマで撮影だった
    ・被写体を上下背景左右を早く撮り、風景のパノラマのような形で合成するやり方
    ・ボケ、パノラマの撮り方は別の動画にアップしている

    07:28
    【重要なのは、モデルの時間を無駄にしないこと】
    <作例12枚>
    ・モデルは寒い服装も多いため、自分の撮影方法をよく理解して臨むこと
    ・やりたいことを素早く実行し、終わらせることが被写体にとっても一番良い
    ・出かける前にアイデアを考え、それを素早く実行する
    ・雨の中でもなるべく練習して撮影するところが大事

    09:02
    【雪で撮影するとき、カメラをどうするか】
    もしかしたらカメラが濡れて壊れるかもしれない
    ・雪での撮影では、カメラを守ることが大事
    ・ビニール袋に入れるのが、一番良い
    ・カメラを守る、撮影するかのジャッジはカメラマン次第。イルコさんはリスクを取って撮影してしまうが、運良くカメラが壊れたことはない

    10:33
    【もう一つ重要なこと】
    ・車があれば便利。自分と被写体が車内で温まるのは良いが、カメラは絶対に入れない
    ・寒いところから温かいところに入れるとレンズが曇る。結果、次に撮れるまで時間がかかってしまう
    ・カメラは外に残す。濡れてしまうため、カメラは車体の下に
    ・中に入れたら結露で、ダメになる可能性が高くなる

    11:53
    【撮影後はどうするか】
    ・カメラをビニール袋に包む。ポイントは少しずつビニール袋を空けて外に出す
    ・すぐ撮影するのはカメラに良くない
    ・カメラが濡れている可能性が高いため、レンズもボディキャップを干す
    ・雨でも雪でも撮影後はいつもケアを行う

    13:18
    【まとめ】

    15:29
    <作例>