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オープニング
【テーマ:クリップオンストロボの使い方】
<機材>
カメラ:Canon EOS-1D X
レンズ:Canon EF24-70mm F2.8L II USM
ストロボ:600EX-RT
・基本的にはクリップオンストロボを外してスナップを撮っている
・暗いシーンや記念写真を撮るときは、クリップオンストロボを必ず使う
・冬場の結婚式だとチャペル内が暗いことが多いため、ストロボを使う
・メインで使うのは集合写真や記念写真、披露宴会場でスポットが効いているような移動シーン
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【クリップオンストロボの設定】
・ブツ撮りはマニュアルで撮る
・結婚式はETTLモードを使って照射角105mm固定にしている
・露出を調整できる設定にしている
・ディフューザーを付けている人もいるが、光の拡散の向きを予測するのが難しいため、使っていない
・バッテリーの持ちの関係もあり、ダイレクトにバウンス光で撮っている
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【照射角を105mm固定にしている理由】
・ワイドだと拡散してしまってエッジが立ちにくい
・105mmに絞ってバウンスさせて光を作っている
・スポットが当たっていて補助光がほしいとき、24mmなどワイドの照射角にしてしまうと光が回りすぎてしまう
・当日の雰囲気が伝わりにくい写真になってしまう
・ワイヤレスで使うときもあるが、アンブレラやボックスを使うときも105mmにしている
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【ストロボのモード】
・TTLを使ってカメラの測光に任せる
・瞬間瞬間を撮影したいので、マニュアルで設定を変えてられない
【カメラの設定】
・マニュアルモード
・絞りは開放のF2.8
・シャッタースピード(SS)は1/125
・ISO感度は場所によりけり
・外ならISO100やISO200
・明るいチャペルならISO800
・場合によってはISO1600も使う
04:40
【記念写真を撮影する場合】
・F5.6
・SS1/60
・ISO800-1600
・絞っているため、SSを速くすると背景の露出が落ちてしまう
・TTLは+1.7
・後ろからバウンスさせて斜めの光を作るとディテールが出る
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【集合写真を撮影する場合】
・F8
・外のアフターセレモニーなど快晴ならF11など絞る
・受付や高砂に集まった場合はF5.6
06:36
【記念写真を撮影する際の注意点】
・被写界深度が生まれるため、前後を詰めてもらうように誘導する
・記念写真を撮るときは、アイコンタクトが重要なので、コミュニケーションを大切に
・セッティングなどは覚えておいて、コミュニケーションをとりながら楽しい雰囲気を撮影するのが大事
・セッティングを考えている暇はないため、自分のルールを決めている
07:28
【移動シーン】
・披露宴会場をオープンして高砂まで移動するとき、スポットライトを当てて移動する
・披露宴会場のスタッフもスポットライトを当てているが、外れるシーンがある
・そのため、必ず写真に影響しにくいように、被写体にのみが当たるバウンス光を作っている
・ISO800-1600
・F2.8-3.5
・SS1/125
・ストロボは一段落としの-0.7くらい
・ストロボ光が強いと現場の空気感が潰れてしまう
・そのため、少し落として被写体に若干光が当たるようなバウンス光を使っている
08:55
・ストロボにはチャージ時間がある
・ProfotoのA版はチャージ時間が早いと聞く
・本田さんはCanonのストロボとストロボアシストを使っている
・ストロボアシストには電池が8本入る
・集合写真を撮るときは、たまにキャッチライトパネルを使う
・基本的にはバウンス光を使う
・照射角は105mmが多い
・ETTLモードに設定しておいて露出補正
・スポット光などの雰囲気を壊したくない場合は一段落とす
・記念写真や集合写真を撮るときは二段くらい上げる
・カメラの設定はSS1/60-1/125
・絞りは、移動シーンではF2.8-3.5、記念写真はF5.6、集合写真はF8-11
・明るさはISO感度で調整
・基本的にISO感度で細かい調整はしない
・体感的に露出がわかっているため、ISO200、400、800、1600と一段刻みにして撮る
・ブラケットを付けている人が多いが、基本的にはストロボなしで撮りたい
・ブラケットを付けてしまうとストロボを付けたまま移動しないといけない
・ストロボは使うまでバッグにしまっておく
11:35
まとめ
・クリップオンストロボを使うと色の発色の仕方も変わってくる
・結婚式はJPEGの撮って出しで納品することも多い
・人肌や服、背景の色などストロボを使うときれいに出る
・披露宴会場はダウンライトが強かったり、人肌に黄色がかったりする
・色温度はマニュアルのケルビンで合わせる
・アンバー系の光や青い光によって、自分の中の設定がある
・4500ケルビンで撮ることが多い
・シーンや披露宴会場の色合いによっても変わってくる