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オープニング
今回は
「紅葉時期の撮影について解説します」
紅葉時期なので、紅葉だけでなく違った視点を含めた解説です。
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〈作例1 戦場ヶ原の風景〉
シャッタースピード:1/80
絞り:F5.6
ISO感度:200
レンズ:12mm(LEICA DG 10-20/F1.7)
【写真の結合】
・3枚の写真を結合してパノラマにします
・円筒法で結合
【現像】
・水平処理
・雲の厚みを出すためにコントラスト・明瞭度・彩度を上げる
・重厚な雰囲気を出すために露光を下げる
・山の稜線(りょうせん)はブラシで彩度を上げる
→垂れ込めた質感を強調
・日の当たる山の部分はテクスチャを上げる
露出補正で暗く撮影してもよいが
暗部のディティールがつぶれやすいので暗く撮りすぎるより調整をおすすめします。
04:52
〈撮影風景〉
峠に冠雪した山があり撮影した
05:02
〈作例2 金精峠〉
シャッタースピード:1/640
絞り:F7.1
ISO感度:400
レンズ:200mm(LEICA DG 50-200/F2.8-4.0)
手前の山のシルエットと冠雪した山肌を表現した
05:23
〈撮影風景〉
05:30
〈作例3 紅葉と雪〉
シャッタースピード:1/40
絞り:F4.0
ISO感度:400
レンズ:200mm(LEICA DG 50-200/F2.8-4.0)
紅葉した葉に雪が被っている
背景に木の幹という構図の作品
・メインの被写体を際立たせるために背景はボケさせる
・背景はシンプルに
・上から下への視点の動きを出した構図にした
・先端の葉は動線のキメなので切らない
06:30
〈撮影風景〉
・下から紅葉を仰ぎ見る撮り方
06:37
〈作例4 仰ぎ見る紅葉〉
シャッタースピード:1/1600
絞り:F2.8
ISO感度:200
レンズ:13mm(LEICA DG 10-25/F1.7)
露出補正:33/100
・上向き撮影はブレやすいのでSSは早めが良い
・周辺が多少ボケても問題ない
07:31
〈作例5 仰ぎ見る紅葉2〉
シャッタースピード:1/400
絞り:F2.8
ISO感度:200
レンズ:13mm(LEICA DG 10-25/F1.7)
露出補正:2 33/100
・露出補正を少し増やすとパステルな柔らかな色調になる
【現像】
・シャドウを少し抑える
・ハイライトを少し抑える
・彩度を自然な色に調整
08:46
〈撮影風景〉
山の斜面の白樺林
08:57
〈作例6 斜面の白樺林〉
シャッタースピード:1/1000
絞り:F5.6
ISO感度:400
レンズ:50mm(LEICA DG 50-200/F2.8-4.0)
露出補正:-2
【現像】
・ハイライトを下げて白飛びを抑える
・テクスチャを上げる
・自然な彩度を上げる
・スポット部分は円形フィルターで露出と彩度を下げて白黒っぽく仕上げている
09:56
〈作例7 斜面の白樺林2〉
シャッタースピード:1/500
絞り:F5.6
ISO感度:400
レンズ:50mm(LEICA DG 50-200/F2.8-4.0)
露出補正:-1 33/100
【現像】
・コントラストを上げる
・細かい枝が多い場合にはテクスチャを上げる
・彩度を少し上げる
光をうまく捉えて表現すると良いです
11:06
まとめ
1つの表現方法だけでは見えてこないものがある
色々な視野を持って表現することが重要です