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LED付属ボックスとディフューザーを比較。ライトの映り込み対策も

目次

    動画について

    撮影ボックスには2種類あり、ライトが付属しないディフューザー型の撮影ボックスとLEDライトが付属した撮影ボックスがあります。
    今回はその2種類の撮影ボックスを比較しながら、主にLED付属撮影ボックスの撮影に受ける注意点を解説しています。

    影の出方や光の映り込み、室内照明の影響の出方など作例を交えてわかりやすく解説。
    これから撮影ボックスを購入する方も、今後の購入を検討している方もどちら様でも役立つ情報が満載です。

    最終的には「撮影ボックス不要では?」と思う結論も紹介されますが、やはりあると便利だと私は思います。

    動画紹介

    YouTube Info

    Swamper Rate

    pro(専門)度★★★★☆
    動画クオリティ★★★☆☆
    聞きやすさ★★★★★
    わかりやすさ★★★★☆

    作成日:2023.01.18

    動画タイムライン

    00:00
    オープニング
    今日は撮影ボックスを使ってみたいと思います
    ディフューザー型ではない撮影ボックスを使います
    LEDライトの映り込みが気になるという話を頂く

    01:04
    【購入した製品】
    FOSITAN 撮影ボックス 50×50×50cm
    ライトはLEDライトが上部に付属している

    01:23
    【ソフトボックス型の撮影ボックスと比較】
    〈作例 食品サプル〉
    普通に撮れている
    ライトがたくさんあるおかげでシンプルな影の出方ではない
    影が目立つ
    →グチャッとした影が出ている
     ライトがいっぱい付いている為だと思う
    ディフューザー型撮影ボックスと比べて影がグチャッとしている
    輪郭がシンプルな作品は影が目立たなそう

    02:46
    〈作例 プラモデル〉
    足の下辺りにグチャっと影が出ている

    今回の撮影ボックスは定常光
    定常光は部屋の明かりが影響してしまう
    →定常光を使うときは部屋のライトを消す

    03:52
    【部屋のライトの影響比較】
    〈作例〉
    SS:1/13
    絞り:F16
    ISO感度:ISO200
    蛍光灯はほとんど影響がない
    →撮影ボックスのLEDライトが明るいので
     出力を最大にすると部屋の影響は受けない
     太陽光ぐらいになると影響があるのでカーテンを
    ディフューザー型は様々な方向から光を当てられる
    →今回の撮影ボックスは表現方法は幅広くない

    05:23
    【横方向から光を当てる】
    ボックスを横に倒して使う
    〈作例 横の光〉
    ライトの反対側は暗くなるのでレフ板が必要
    〈作例 レフ板ありなし〉
    食品サンプルはレフ板を当てたほうが質感が出る

    06:26
    【撮影ボックスの長所と短所】
    〈ディフューザー型〉
    光を上からも横からも当てやすい
    〈LED型〉
    ライトを追加して入れるのは難しい
    →表現方法としてはディフューザー型に劣る

    07:08
    【撮影比較】
    〈作例 天然石のブレスレット〉
    ライトが四角く写り込んでいる
    →撮影ボックス付属のディフューザーを使う

    〈作例 天然石のブレスレット ディフューザーあり〉
    やはりライトが写り込んでいる
    マシにはなっているが残っている
    中央の穴が目立つ
    ディフューザーがライトに近すぎてライトの形が分かってしまう

    ライトの映り込みはある程度防げる

    09:56
    【ライトの映り込みを防止するアイテム】
    〈トレーシングペーパーを使う〉
    枠にトレーシングペーパーを貼ったもの
    クリップで立たせることもできる
    浮かせるのが大変なのでカメラレンズに被せるように使った
    →トレーシングペーパーだけだと難しい(枠が必要)

    〈作例 トレーシングペーパーあり〉
    柔らかい感じになった
    光の映り込みもほとんどない
    かなり柔らかい印象なのでもう少しメリハリのある写真を撮りたい

    12:00
    〈メリハリをつけるためにライトを追加〉
    トレーシングペーパーの枠の上にLEDライトを追加
    結構きれいに映る
    玉の形も立体的に見えている
    ツヤ感も増した

    13:05
    〈撮影ボックスのLEDを消して追加ライトのみ〉
    ぐっとツヤ感が増した
    明暗差が増したので立体感が出た
    かなり良くなってきたが撮影ボックスが必要なのか疑問

    〈作例 現像後〉
    トーンカーブで立体感を出した
    撮影ボックスの光だけで撮影した方はトーンの調節をしても良くならない
    →撮影時にある程度考えて撮影しないと思ったようには撮れない

    15:03
    【まとめ】
    ライト付きなのでライトを持っていない人でも使える
    柔らかい光質
    影は複数出て不自然になりがり
    部屋の照明の影響は受けづらい
    表現の幅は狭い
    映り込みはトレーシングペーパーで改善
    追加できるライトを1つ持っていると便利