スマホ写真術をプロが解説★設定・構図・完成写真の調整も【超初心者向け】
目次
動画について
スマホでオシャレな写真を撮るコツを、
女性プロカメラマンの方が優しく解説している動画です。
お花や料理(ケーキ)、人物(自撮り)などを、構図や光を上手に活用するテクニックを紹介しています。
構図の決め方や配置の仕方、光の取り入れ方などを一つ一つ丁寧に解説。
作例で見本を見せてくれるので、写真を撮る際のイメージが湧きやすいです。
スマホに標準装備されているカメラの機能を使った撮影方法なので、
気軽に実践できます♪
超初心者向けの内容なので、初めてスマホを持つ方にオススメです。
また、構図や補正の仕方などはプロのテクニックな部分なので、
SNSに載せるオシャレな写真を撮りたい方にも見ていただきたい動画です♪
Swamper Rate
pro(専門)度 | ★★★★★ |
動画クオリティ | ★★★★☆ |
聞きやすさ | ★★★★★ |
わかりやすさ | ★★★★★ |
作成日:2022.05.09
動画タイムライン
00:00
オープニング
【動画趣旨説明】
・スマホでオシャレ写真を撮るコツを紹介
・スマホに標準装備されているカメラの機能を使った撮影方法
00:26
【メニュー紹介】
1.カメラ位置の確認
2.カメラの設定
3.撮影の基本テクニック
4.被写体の撮影
~花~
~食べ物(ケーキ)~
~人物(自撮り)~
5.写真の調整
00:40
【1.カメラ位置の確認】
・カメラを構えた時、レンズに手が被ってしまわぬよう注意する
・縦に構える時の持ち方は、握る様に持つ
・横に構える時の持ち方は、指先でつまむのではなくしっかり握る
・シャッターはボリュームボタンを押せば切ることができる
・手帳型のスマホケースは撮影しにくい場合が多いので、
外して撮影することをお勧めする
01:14
【2.カメラの設定】
・オシャレな写真を撮るためのカメラ設定を3つ確認する
<①グリッドガイドを表示させる>
*設定→写真とカメラ→グリッドをONにする
*バランスの良い構図で写真を撮るためのガイドライン
*スマホに表示されるのは3分割のグリッド線
<②フラッシュOFFにする>
*フラッシュやLEDライトはオフにする
*強い光は被写体が反射してしまうので、基本的には使わない
<③HDRをOFFにする>
*HDRは明暗の差を画像構成する機能なので、通常はOFFにする
*HDRを使うシーンは、真夏の炎天下など明暗差が強い場合で、
風景撮影をするのに適している
02:27
【3.撮影の基本テクニック】
・撮影の基本テクニックを3つ紹介する
<①構図>
*バランスの良い構図を意識する
*構図を決める際、グリッドガイドを活用する
*メインとなる被写体を線と線の交わる点に置くとバランスの良い構図になる
*周りに置くものやレイアウトにもグリッド線が役に立つ
*3分割の構図の例(写真立てや小物の写真)
*2分割の構図の例(空と陸の自然写真)
*対角線の構図の例(さくらんぼとコーヒーカップの写真)
*遠近法の構図の例(新幹線の写真)
*日の丸の構図の例(スイーツの写真)
→スクエア写真に向いている
<②ピント>
*ピントを主役の被写体にしっかりと合わせる
*ピントを合わせることで、背景のボケの効果を出すこともできる
<③露出を補正する>
*露出とは明るさを調整すること
*露出の補正は一番見せたい被写体にピントを合わせ、その位置で調整する
<作例紹介>
♪手前のOのオブジェにピントが合っており、背景が少しボケている
露出も明るめに調整されている♪
04:07
【4.被写体の撮影】
・構図、ピント、露出に注意しながら撮影していく
04:14
【花の撮影】
・写真の撮影は光の選び方が重要、基本的に逆光での撮影を心がける
・室内では窓際でレースのカーテン越しの柔らかい日差しを選ぶ
・窓から離れてテーブルなどで撮影する場合、明るい窓の方に向かって逆光撮影する
・アレンジメントの中心となる花をメインに、光の当たり方・向きを調整して
逆光で撮影する
・動きやポイントになる色を取り入れながら、近づいて一部分をクローズアップ
・ピントを主役の被写体に合わせることで自然に背景はボケる
・逆光は主役の被写体が暗くなりがちになるので、被写体の明るさを合わせ
露出補正で調整を行う
<作例の紹介①>
♪アレンジメントの一部分を切り抜いた写真。
葉の入れ方や構図などバランスが絶妙♪
<作例の紹介②>
*アレンジメントは全体的な雰囲気を撮影しておくと記念として残すことができる
05:36
【ワンポイントアドバイス】
・ボケ撮影の条件は被写体に思い切り近づき、背景が離れていることがポイント
・スマホのカメラは広角レンズという比較的広い範囲の撮影が可能で、
画面全体にピントが合うよう作られているが、被写体に近づくことで
背景がボケやすくなる
<作例③>
♪メイン被写体のバラに接近しピントを合わせ、背景をボケさせた写真♪
・屋外では直射日光を避ける
・日陰から背景だけ明るい場所で撮影するのがベスト、これは逆光と同じ効果になる
<作例④>
♪日陰から撮影したアジサイの写真、背景は明るく映っている♪
・直射日光の当たらない曇りの日も撮影に適している
<作例⑤>
♪曇りの日のアジサイの写真、優しい雰囲気が出ている♪
06:26
【食べ物(ケーキ)の撮影】
・花と同様、窓際での撮影が基本
・光が強く当たらないようにテーブルの位置を調整する
・テーブルフォトで特に食べ物は、脇役の置き方にも気を配る
・グリッドガイドを活用しながら撮影
<作例4枚>
*アングルもグリッドガイドを意識しながら
縦にも横にも撮影しバランスの良い方を選ぶ
・被写体に思い切り寄って、美味しそうな部分をクローズアップしピントを合わせる
・お皿は画面から切れても良い
<作例>
♪ケーキの上に乗っているフルーツをクローズアップした写真。
フレッシュ感があり美味しそう♪
・テーブルの上に並んだ物を全体的に移すのはNG!説明写真になってしまう
・真上から俯瞰撮影するのもオシャレ写真の基本
・ケーキなど高さがある被写体は、横から撮影することで背景を取り入れることができる
・テーブルクロスなどの色を変えるだけでイメージが変わる
・季節感を意識するのも大切
07:58
【ワンポイントアドバイス】
・グラスやボトルなど背の高い物を撮る時、スマホの広角レンズで上から撮影すると
歪みが生じる
・画面を少しだけピンチアウトし望遠気味で横から撮影すると、
真っ直ぐに見えるようになる
・グリッドガイドを目安にし、真っ直ぐになっているか確認する
・レストランなどは、窓から外光の入る明るい席や、直射日光の当たらない
テラス席がベスト
・自然光の方がより美味しさが伝わる
08:39
【自撮りの撮影】
・逆光でふんわり柔らかな雰囲気になる、レースのカーテン越しの光がベスト
・光が強すぎたら窓際から少し離れる
・基本は「ちょっと上から」カメラを向ける
・少しだけ上目遣いになるような視線で、顎のラインを強調することで
小顔効果が出せる
・スマホで人物撮影をする時は、顔認証機能が働くので、フォーカスフレームに
顔が合ってからシャッターを切る
・白い壁や部屋の角に向いて撮影すると、光が反射してレフ板の役割をしてくれる
・レフ板として手元にノートを持ち、ノートが隠れる角度で狙うとより綺麗に映る
<作例・比較>
♪ノートあり、なしバージョンの比較。
ノートありの方が光が反射して顔が明るく映っている♪
・セルフタイマーを3秒に設定して使うとよりキメ顔を作りやすくなる
<作例>
♪セルフタイマーを使って、タイミング良く顔を作れる♪
10:04
【5.写真の調整】
・撮影した写真が暗いなと感じたら、カメラアプリで明るさの調整をする
・メインの被写体の質感が損なわれない程度、明るすぎて白飛びしてしまったり
色がなくなってしまわないよう程よく露出補正する
・日本的な撮影ができている写真は、少し調整を加えるだけできれいに仕上がる
<作例・比較>
♪露出補正before・afterの写真の比較
afterの方は、オブジェの細かいディテールがハッキリした写真になる♪
・バランスの良い構図で撮影された写真は、スクエアに切り取っても
オシャレ写真になる
<作例>
♪普通の写真から、スクエアに切り取った写真
どちらもバランスが良い構図になっている♪
10:54
【まとめ】
・紹介した基本的なテクニックを使って、色々な写真の撮影を楽しんでほしい