開発者の熱い思い!RICOH PENTAX K-3MarkIIIの魅力を専門家レベルでレクチャー!
目次
動画について
カメラコンベンションCP+2021のRICOH PENTAX K-3MarkIIIについてプレゼンテーションを行った資料動画になります。
お話をしてくださるのはPENTAX K-3MarkIIIを開発された技術者の方なので、内部機構や処理エンジンなどかなり詳しく細かい説明になります。
プロレベルのカメラ愛好家向けの動画です。
2021年04月発売の新しいAPS-Cコンセプトカメラに対する、開発の方の熱い思いが伝わってきます。
PENTAX愛用のユーザーさんは更にカメラを深く知って愛着が湧く動画になっていますよ♪
Swamper Rate
pro(専門)度 | ★★★★★ |
動画クオリティ | ★★★★★ |
聞きやすさ | ★★★★★ |
わかりやすさ | ★★★★★ |
作成日:2023.05.26
動画タイムライン
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オープニング
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【PENTAXのブランドビジョン】
PENTAX STATEMENT(私たちが私たちであるための5つの決意)
◆写真が好きだからカメラを造る。
写真を愛するからこそ、写真をよく知るからこそ、写真好きに選ばれるカメラを造る。
◆対話するように撮れるカメラを理想とする。
感性と想像力を駆使し、被写体と言葉を交わすように
自分だけの画を創れるカメラをめざす。
◆撮影プロセスまで愉しめるカメラにこだわる。
ファインダーを覗く、ピントを合わせる、シャッターを切る、画を創る。
すべての「撮る快感」を追求する。
◆数値では測れない領域まで挑む。
数値的な高性能だけを求めるのではなく、
開発者自身の完成も盛り込んで深い味わいを追求する。
◆ユーザーの「写真体験」を資産とする。
ハードウェアだけでなく、撮る、創る、鑑賞する、
全ての心躍る「写真体験」をユーザーと共有したい。
PENTAX K-3MarkIIIはこのブランドビジョンを体現した第一弾製品
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【製品名称】
PENTAXのフルサイズ一眼=PENTAX K-1
→名称をK-1で一旦区切り、後継機をmarkⅡとしている
PENTAXのAPS-Cサイズ一眼=PENTAX K-3
→フラッグシップのK-3の名前を引き継ぐmarkⅢとして発売
K-3やK-3markⅡと全く異なるがコンセプトは継承している
PENTAX K-3MarkIIIは今後もⅣ、Ⅴと続くようにこの名称とした
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【コンセプト】
PENTAXは”撮影プロセスも楽しめるカメラ”をコンセプトにしている
◆PENTAX K-3MarkIIIのコンセプト
「撮影するのが気持ち良く、撮った写真に感動するAPS-C最強一眼レフカメラ」
◆高性能ファインダー
フルサイズ一眼レフの視野角に匹敵する高倍率ファインダー
◆操作性
撮影に没頭できる使いやすさ、優れたカスタマイズ性
◆描写力
高感度性能に加え、低感度領域での解像性能が進化
◆動体性能
APS-Cクラス最高速連写、測距系・制御系を刷新したAF
◆機動力・信頼性
高性能を小型堅牢ボディに凝縮
レンズを含めた小型堅牢システム
フルサイズに匹敵する光学ファインダー
撮影者自身の眼と手の延長のように撮影できる
画質への期待感からどんどん撮影したくなる
→そんなカメラを目指した
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【高性能ファインダー】
◎高倍率ファインダー
ボディレンズが小型軽量かできるAPS-Cカメラでありながら
フルサイズカメラに匹敵する視野角を目指した。
◎PENTAX K-3MarkIIIファインダー
→フルサイズ一眼レフK-1に匹敵する視野角:ファインダー倍率約1.05x
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◎高屈折率ペンタプリズム
アイレリーフを犠牲にすると気持ちい光学ファインダーとはならない
アイレリーフを確保しながら視野角を広くすることが課題
→ペンタプリズムに高屈折率のガラスを採用
高難度な量産加工技術の確立に成功した
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◎クリアな見え味
ファインダーの進化は倍率だけではない
ファインダー内機構はファインダー内表示の方法から見直し
ファインダー内部を最適化、色づきや反射を制御
ディストーション補正用に新たな光学部品を採用し
歪みが非常に少ないファインダーを実現
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【操作性】
◎シャッターフィーリング】
撮影プロセスを楽しむ上でシャッターフィーリングは非常に重要
シャッターボタンにはリーフスイッチを採用
→押し心地が滑らか・ブレを抑制・無理なく連続撮影できる
レリーズタイムラグを短縮/ミラーバウンドを抑制
→小気味良い軽快なシャッター感覚を実現
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◎エルゴデザイン
撮影に集中できるデザインにこだわった
万人に対応したグリップ性とレイアウトを実現
→ミクロン単位で突き詰めて最適解を見つけ出した
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◎ハイパープログラム
「P」「Tv」「Av」をシームレスに往来可能なペンタックスハイパープログラム
PENTAX K-3MarkIIIでは更に「TAv」へも往来可能なADVANCEDを搭載
→より撮影者の意図を伝えやすい露出設定を可能に
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◎スマートファンクション
設定する機能と設定値を素早く選択できるペンタックス独自の機能
PENTAX K-3MarkIIIでは新たにスマートファンクションボタンを搭載
→選択できる機能はファインダー視野内に一覧で表示
切り替えのためにファインダーから目を離す必要がない
最大5つの機能を22肢から割当可能
未登録もできるため必要な機能に絞って割り当てることも可能
各機能ごとの設定値も選択登録が可能
露出モード別に設定することも可能
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◎Fxボタンカスタマイズ
機能を登録できるFxボタンは10個
→29項目の機能から割当が可能
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◎USERモード
ハイパープログラム/スマートファンクション/FxボタンはUSERモードに紐付けできる
→モードダイヤルでUSERモードに切り替えるだけで一斉に変更が可能
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◎タッチパネル
タッチ操作に対応した3.2型大型液晶モニター搭載
→十字キーと組み合わせスピーディーに設定できるようにメニューデザインされている
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◎オールドレンズ対応
焦点距離を一度入力すると履歴から選択できる
→任意の焦点距離でもボディ内手ブレ補正が最適に使用できる
レリーズした時に測光を行うことで絞りリング設定を反映した
Avモード/TAvモード撮影も可能
オールドレンズ以外にもKマウントレンズでも同様に使用できる
10:28
【動体性能】
◎高速ドライブ
高速撮影はAF.Sで最高約12コマ/秒、AF.Cで最高約11コマ/秒の高速連続撮影を実現
コアレスモーター採用
カムギアの位置を光センサーで正確に把握し駆動制御タイミングを最適化
メインミラーの軽量化で衝突エネルギーを軽減
ダンパーでミラーバウンドを静止
約30.7万画素の新型RGBIr測光センサー搭載
→上下左右の被写体の動きをカメラ画が正確に把握できる
画像処理エンジン”PRIME V”との連携により人物の顔や目、野鳥などの被写体を検出
動体予測アルゴリズムの刷新し被写体の不規則な動きにも対応した
測距に要する時間を短縮して動体予測精度が向上
11:45
◎AF性能
測距点数は101点に大幅アップ
AFカバーエリアも拡大
中央部の測距点はF2.8レンズ装着時に-4EVに対応
→暗い被写体にも対応できる
13:17
【機動性・信頼性】
◎小型化と高性能の両立
APS-Cならではの取り回しの良さと携帯しやすさを実現した
PENTAX K-3 MarkⅡと比べ厚さは2.6mm薄型化
13:57
◎全面マグネシウム合金製ボディ
全てのカバーにマグネシウム合金を採用
→高強度かつ軽量で衝撃や振動に強い
14:18
◎防滴防塵構造・-10℃耐寒動作保証
操作部や外装の96部品により徹底した防塵防滴構造
-10℃での動作も保証
→過酷な環境下でも安心して撮影できる
14:48
◎高耐久シャッター
高耐久シャッターユニットは30万回の動作試験にクリア
リーフスイッチのシャッターボタンは耐久性が高い
15:09
【描写力】
◎キーデバイスの刷新
撮像素子・画像処理エンジン・アクセラレーターユニットは全て刷新
撮像素子
→APS-Cサイズ有効約2573万画素のローパスフィルターレス設計
裏面照射型CMOSイメージセンサーを採用
画像処理エンジン
→”PRIME V”と”アクセラレーターユニットⅡ”
複雑な画像処理を高速に
最高ISO感度1600000を実現
16:28
◎ボディ内手ブレ補正
5軸5.5段ボディ内手ブレ補正
駆動の静音化で動画撮影中も光学式手ブレ補正が使用できる
16:49
◎ファインシャープネスⅡ
低感度域での質感描写をより高めることに成功
微細な輪郭をしっかり表現できる
不自然なノイズの発生やノイズの強調を抑え滑らかなテクスチャ−階調表現
→PENTAXの考える表現により近づいた
17:56
[サンプル 山・岸壁・布]
山肌や岸壁の凹凸、繊維のきめ細かさ等の優れた質感描写を実感できる
18:26
【まとめ】
APS-Cカメラをお使いの方はPENTAX K-3MarkIIIを楽しんでほしい
コンパクトデジカメユーザーにも一眼レフの楽しみを
ぜひPENTAXのウェブサイトも御覧ください