α7 IVの簡単なスペックを紹介
大本命はSONYの最新ミラーレス? またはSONYの「何を買うか?」で迷われていますか?
2021年12月に発売されたフルサイズのミラーレスカメラ「SONY α7 IV」は
大方の予想通り大注目となり、最近ではさまざまなメディアでのレビューが増えてきました。
YouTubeでも使用感や性能についてのレビューが投稿され、今回は2つの動画をピックアップしています。
これを見れば、買うべきかの参考になると思います。
ただ、やはり「SONY α7 IV」は、2022年も大本命カメラになるでしょう。
まずは動画の前に簡単なスペックを紹介します。
・35 mmフルサイズ (35.9 x 23.9 mm)
・Exmor R CMOSセンサー
・約3300万画素
・ISO100〜51200
・連写撮影 最大10コマ/秒
・手振れ補正 5軸+電子
・ファストハイブリッドAF (位相差検出方式 / コントラスト検出方式)
・重量:約658g(バッテリー、メモリーカード含む)/約573g(本体のみ)
・外形寸法:約131.3 x 96.4 x 79.8 mm
・価格 約30万円
高澤けーすけさんのレビュー
一つ目の動画は、カメラ批評系ユーチューバーとして有名な高澤けーすけさんによる1ヵ月使用したレビュー。要点は以下となります。
・30万円という価格はやや高い印象
・グリップ感が非常によくなり、モニターが開きやすくなった
・ダイヤルがカスタムとなり、使いやすい
・動画、写真の切り替えのダイヤルが付き、非常に便利
【うれしいポイント6点】
①色味(写真、動画も高品質)
②4K画質がより精細
③ブリージング補正機能(動画撮影中、ピント位置によって画角の変化を補正する機能)
④美肌モード
⑤動画の手振れ補正
⑥USBストリーミング機能
【残念ポイント5点】
①オートホワイトバランス(上位機種と比べて激しく変わる印象)
②モニタの画質(白飛びと解像度がいまいち)
③4K動画60Pのクロップは画角がかなり狭くなる
④熱で止まってしまう問題(しかし、高澤さんは影響なし。個体差があるのかも?)
⑤写真のノイズ問題(しかし、動画は気にならない)
以上のようにグッド&バッドポイントを明確に説明してくれて、非常に参考になります。まとめとしては「値段が少し高いものの、いいカメラであることは間違いない」とのことでした。
AUXOUTさんのレビュー
続いては、乃木坂46の齋藤飛鳥さんとのコラボ「Cinematic Vlog」を撮影したことでも知られるAUXOUTさんによる1ヵ月間のレビュー。動画にも注力されていることもあり、深い考察を語ってくれています。2月18日現在で7万回の再生回数となり、要点は以下となります。
・α7 iiiに比べ、約1000万もの差がある3300万画素が魅力的。動画も7Kから4Kにしても変換しても高画質のまま。動画の質感がいい。フルサイズ一眼のα7S IIIに近い色味がある
・スキントーンが非常にきれいで、よりシネマティックな撮影が可能。撮って出しでもナチュラルな映像を作れる。また、カメラ内で補正が可能な「クリエイティブルック」を使い、そのままjpg転送が可能なので、SNSとの連携も◎
・α7 iiiにはなかった動画の瞳AFが便利。フォーカス機能がかなり充実している
・ブリージング機能が便利
・グリップ感が向上
・動画、写真のダイヤル切り替えが非常に便利
・電源オフ時にメカシャッターを閉じることができる。そのため、センサー内にゴミなどが入るリスクを軽減
・オーバーヒート問題は感じていない。自動電源オフ温度を高く設定している
最後にAUXOUTさんは「買うのか? 買わないのか? でいえば、もちろん買います!」と満足の様子。動画のメイン機としては今後もα7 iiiを使っていくとのことで、写真撮影にはα7 IVなどを使い分け、効率的に作業していくそうです。
まとめ
SONY最新のフルサイズミラーレスということで、機能性はやはり卓越しています。強いていえば、悩みどころは30万円という価格かもしれません。しかし、動画、写真と両方を追求していくには、初心者からヘビーユーザーまで満足のゆくプロダクトになっているのではないでしょうか。