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オープニング
自己紹介
新しいシリーズとしてポートレート講座の初級編をやっていきたいと思います。
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写真の明るさを決める
ポートレートは明るさが大事。
【絞り優先オート】
◆比較写真
(寄り)1/125秒 F1.4 ISO400。
(引き)1/125秒 F1.4 ISO200。
引きの構図にしたら1段ほど暗くなった。
寄ったり引いたりすると、背景の明るさによって写真の明るさが変わってしまう。
→マニュアル露出モードが良い
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【マニュアル露出モード】
絞り・シャッタースピード・ISO感度の3つを全部決めておいて固定して撮るモード。
スタジオなど決まった場所で撮るときは、
寄っても引いても顔の明るさは同じになるので、マニュアル露出を使うと良い。
今回使用のカメラ:富士フイルムX-T3
レンズ:35mm F1.4(50mm相当)
・ファインダーで覗きながらシャッタースピードを変えて明るさを調整
・ISO感度:400
シャッタースピード:1/100
F値:1.4
がよさそうとファインダーで判断
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色(ホワイトバランスと仕上がり設定)を決める
【仕上がり設定】
ポートレート向きの設定にすることで肌がキレイに見える。
今回はポートレート向きの設定としてASTIA/ソフトを選択。
【作例】ホワイトバランス:オートで撮影
【ホワイトバランス】
最初はオートでも構わない。
自分でコントロールしたければ、色温度設定でKケルビン値を指定する。
自然光(太陽光)は5000~5300Kくらいが基準。
◆比較写真
【作例】ホワイトバランス:5300K
【作例】ホワイトバランス:4800K
モデルは少し青みがかった4800Kが好みとの感想。
4800Kのほうが血色がよく見える。
この日の色味は4800Kに決定。
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【復習】
1.まずはマニュアル露出モードで明るさを決める
2.次に仕上がりモードとホワイトバランスで色味を決める
◆比較写真
仕上がり設定:ASTIA
【作例】ホワイトバランス:オート
【作例】ホワイトバランス:5300K
【作例】ホワイトバランス:4800K
ミラーレスカメラなら液晶やファインダーで色を見ながら決めれば良い。
好ましいと感じる肌色になるように調整する。
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構図を決める
【撮影】
モデルを立たせたことで光の状況が変わったので、マニュアル露出で明るさを調整する。
【作例】
ありがちなパターン:意味なく頭の上に空間を作ってしまう。
◆ポイント1◆
・空間
頭の上の空間は、意図して空けている場合を除き、詰めることを意識する。
もしくは、フレームから若干切れる程度でOK。
【作例】
頭の上に空間をあけた写真と詰めた写真の比較
【作例】
フレームから頭頂部を切った写真
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【全身を撮るときの注意点】
男性が女性を撮ると、撮る側の目線が高いことが多いため、レンズはかなり下を向く。
上から下に向けて撮ると頭でっかちに写ってしまう。
→女性をスタイルよく撮るなら、レンズは水平か、下からあおるくらいが良い。
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【撮影】
35mm(50mm相当)で全身がキレイに収まるようにフレーミングしている。
【作例】
ほぼレンズが水平になった状態の写真。
※腰をかがめる程度だと、厳密に言えばレンズは下を向いている。
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◆ポイント2◆
・カメラの角度
全身を撮るときの基本は膝立ち。
場合によっては地面に座って、下から上にあおるように構える。
【作例】
上から撮った写真と下から撮った写真の比較。
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◆ポイント3◆
・ピント
ポートレートのピントの基本は瞳。
顔認識AFや瞳認識AFをうまく使う。
全身であれば目でも顔でもあまり関係ない。
【作例】
瞳にピントが合っているか気になるアップの写真。
顔のアップのときは、上から下に向けて撮っても良い。
上から構えて、正面や斜めなどのバリエーションを撮る。
【作例】
正面から撮った写真
斜めに傾けて撮った写真
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まとめ
1.明るさ(マニュアル露出)
2.色(仕上がり設定とホワイトバランス)
3.構図(カメラのアングル)
これを覚えてカメラ初心者卒業を目指そう!!