【初心者向け】ストロボ撮影・間違いやすい3つのポイントを徹底解説♪
目次
動画について
写真の表現の幅を広げたい時、写真のスキルアップしたい時、手に取るのがストロボですよね。
また、ストロボを使いこなすのはカメラ初心者には難しいと思われがちですが、手ブレを防ぎ簡単に美しい写真を撮影できるストロボは初心者にこそおすすめともいわれています。
この動画はストロボ初心者が陥りがちな、間違いやすいポイント3点を分かりやすく解説しています。
①ストロボの直当ては×
②シャッタースピードは関係ない⁉️
③光の色に注意
それぞれの項目でNG例・成功例の写真が紹介されており、ストロボの光の当たり方について学べます。
NG例のクセが強い表情にも注目して見てください。
Swamper Rate
pro(専門)度 | ★★★★☆ |
動画クオリティ | ★★★★☆ |
聞きやすさ | ★★★★☆ |
わかりやすさ | ★★★★★ |
作成日:2023.01.03
動画タイムライン
00:00
オープニング
【動画趣旨説明】
・ストロボ初心者が間違いやすい3つのポイントを紹介する
00:49
【間違いやすいポイント①直当て】
・カメラホットシューに付けて、直で被写体にストロボを当ててしまう事
<失敗写真の紹介>
*いかにもストロボを使った感
*光が硬くて立体感がない写真になってしまう
・直当ての悪い点
(1)硬い光になってしまう事
(2)光の当たる方向
01:51
【(1)の改善方法について】
・ディフューザーを使用するか、バウンス撮影をしよう
<ディフューザーとは>
*アンブレラやソフトボックスのこと、小型のディフューザーもある
*ディフューザーのを使用した写真の紹介
→光が柔らかく当たり、影の部分も柔らかくなる
<バウンス撮影とは>
*ストロボの光を天井に向けること
*天井バウンスは、上に向けて放ったストロボの光が天井に当たって柔らかくなり
被写体に降り注ぐ効果
*光は電磁波なので、壁に当たると反射して色々な方向に光が散り、光自体が
柔らかくなる
*天井バウンスさせた写真の紹介
→だいぶ柔らかな光になった
*天井でも壁でも大丈夫
*バウンスさせた分ストロボのパワーが低くなってしまうので
直当てより強くたく必要がある
03:34
【(2)の改善方法について】
・光の方向は真っ直ぐ正面ではなく、斜めや横から当てた方が良い写真になる
・この動画も画面左側に光源を置いて撮影している
・光が当たって明るくなっている部分と、影の部分があることで画に立体感が出る
・ホットシューから外して、ライトスタンドに立てて光を当てた方が良い
・ライトスタンドが立てられない場合、手持ちオフシューティングを試してみてるのも良い
・手持ちオフシューティングとは、アメリカのコブラというディフューザーメーカーの
カメラマンがやっていた方法で、ストロボを手持ちして発光させること
・手持ちオフシューティングで撮影した写真の紹介
→直当てよりも光の当たる方向を変えることができている
・手持ちオフシューティングのデメリットは、外でやると結構恥ずかしい事(笑)
05:37
・以上がストロボ直当てがダメな理由
・ストロボの直当てしかできない状況もある場合は、しょうがない
・その様な場合はオートで撮るよりはマニュアルで撮ってみよう
そうすることで少しは自然な光になる
06:01
【間違いやすいポイント②シャッタースピードは関係しない】
・ハイスピードシンクロを使う時を除いて、基本的にシャッタースピードは
ストロボの光に影響しない
・写真の露出はf値・ISO感度・シャッタースピードの総和で決まると言われているので
納得できない人もいると思う
・論より証拠でシャッタースピードを変えた写真を見比べてみよう
<写真の比較>
*真っ暗な部屋でストロボの光だけで撮影した
*SS:1/100 f2.8 ISO:100で撮影した写真
*SS:1/25 f2.8 ISO:100で撮影した写真
*比較しても、明るさは全く同じ
・シャッタースピードを変えても全く明るさが変わっていない理由
・ストロボの光の方がシャッタースピードより速いため
・シャッタースピードより短い間しか光っていないのでシャッタースピードに影響しない
・定常光やイルミネーションなど常に光を発し続けているものは、もちろん
シャッタースピードが影響する
08:10
【間違いやすいポイント③光の色が違う】
・ストロボは綺麗な色をしている
・5000~5500K位の数値で、白を白とちゃんと写すことができる光
・世の中には電球色など色の付いた光が多い
・家のリビングやディズニーランドの夜景なども電球色
・電球色の光は3000K位でオレンジの光
・1枚の写真でストロボの光と電球色のオレンジの光が混ざってしまうと汚い写真になってしまう
<写真の比較>
*電球色のみで撮影した写真
*同じ部屋でストロボを天井バウンスさせて撮影した写真
→白い光とオレンジの光が当たる場所によって異なっている
・色々な色の光が当たるのを避けて単一の光を当ててあげ撮影するのがベスト
・電球色しかない場面でストロボを使いたい場合、カラーフィルターを使うと良い
・付属のゴムバンドでストロボの先に付けるだけ
・ストロボから出る光がオレンジ色になり、電球色に近い色になり全体の光の色を整えることができる
<写真の紹介>
*先ほどの写真にカラーフィルターを使った写真
→全体的に色味が統一されてきれいな写真になった
*同一写真でホワイトバランスを変えた写真
→ホワイトバランスをいじっても、全体的に調和のとれた写真になる
10:26
・カラーフィルターは夜景やイルミネーションでも、もちろん使える!
<作例①>
*ストロボの光ノーマルバージョンの写真
*白い光とオレンジの光が混在している
<作例②>
*ストロボにオレンジフィルターを装着した写真
*全部がオレンジの光に統一された
<作例③>
*作例②のホワイトバランスを変えた写真
*全体がまとまった色になった
10:44
【カラーフィルターについて】
・Amazonで1000円位で購入でき、1つ持っていると色々使う事ができるのでオススメ
・色もオレンジ以外に青・ピンク・グリーンなどあり、使い方によっては面白写真が撮れる
11:04
【まとめ】
・ストロボ初心者が間違いやすいポイント3点を紹介した
・1つ目、ストロボの直当てをしてしまう
・2つ目、シャッタースピードは関係ない
・3つ目、光の色に注意
・この3点に注意してうまくストロボを使っていってほしい