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オープニング
【テーマ「雪の撮り方解説」】
・雪の写真は、なかなかイメージ通りに撮れない
・上手な人が撮った写真を見てイメージはあるが、自分だとその通りに撮れないと悩んでいる人も多いと思う
・撮影で気をつけるポイントを知らず、躓いている人もいると思う
【この動画を見ると…】
・雪を幻想的に撮影するコツ
・具体的な撮影手順
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・撮影地:岐阜県高山市 氷点下の森
・時期:2月
・時間:20時頃
【使用機材】
・カメラ:OLYMPUS OM-D E-M10 Mark II
・レンズ:オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
・三脚は不要
【撮影モード】
・絞り優先モード(A/Av)
・F値を調整して撮影するモード…F値を変えることで、取り込む光の量を調節できる
・写真撮影の基本のモード
・シャッタースピードは自動で最適化
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【ポイント1:ストロボを使用する】
・肉眼で雪はしっかり見えるが、写真になると雪は上から降ってきているので、
その間にブレて写ってしまい、うまく写せない
・ストロボを強制発光させて、雪をより明るく、しっかり止まった状態で写せる
<作例>
・雪がしっかり止まっているのがわかる
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【ポイント2:絞りを開く】
・ストロボを使って雪を撮影する場合、絞りは開く(F値を小さくする)ほうが良い
・理由は、前ボケを活用して雪を大きく写したいから
【絞りとボケの関係】
・絞り(F値)が小さいとボケやすく、大きいと全体が鮮明に写る
・例)F1.8…ボケやすい、F8…ボケにくい
<作例>
・今回はF2.0で撮影
・雪が前ボケのようになり、大きく写すことができている
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【ポイント3:遠くにピントを合わせる】
・前ボケを作るためには、手前にあるものに対してはピントを外さなければならない
・手前にあるものにピントを合わせてしまうと、背景がぼけることになるため、雪が写りにくくなる
・今回の写真は、遠くに歩きにピントを合わせて、前にある雪からはピントを外している
<作例>
・遠くにある木にピントを合わせて、前の雪からはピントを外している
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【ポイント4:被写体に近づく】
・雪が降っていると、なるべく雪に当たらないところで撮影しようと、屋根のあるところから撮影してしまいがち
・前ボケを作るためには、被写体が近くにあればあるほどボケやすくなる
・撮影するときは、外で撮影する
・屋根のある場所で撮影する場合は端まで寄って、なるべく降り注ぐ雪の近くで撮影する
<作例>
・外に出て撮影をしているため、レンズの近くに雪が来てボケやすい状況が作り出せている
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【まとめ】
・ストロボを使って前ボケとして雪を写し、幻想的な写真を撮影しよう
・ポイントのおさらい