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オープニング
【スタジオ・モデルポートレート】
・カメラ:α7S III
・レンズ:FE 24-70mm f2.8 GM
・LEDライトで撮る
・奥に背景飛ばし2灯、メインライトとしてカメラマン側にボックスライト1灯
・バストアップで、入っても腰くらいまで
・メインライトと背景の露出はストロボと違いLEDなので、見たままのバランス
・ストロボだとピントを合わせるだけの赤いモデリングランプがあるだけで、実際にストロボが発光しないと仕上がりの写真がどのようになるか見れない
・撮っているのはLEDライトの定常光なので、見たままのバランスになる
・ライティングするときも露出計などで手前と奥を測ってセッティングしている
・最終的な微調整は見た目を中心にやっている
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【LEDライトのメリット】
・LEDライトは裸眼で見たままの光のバランスがとれるというのが最大の利点
・レンズの開放値が明るかったり感度を明るくしたりといったことが前提になるが、シャッターもストロボのようにシンクロを意識せずに高速連写できる
・ストロボは発光すると充電しないと次の発光ができないが、LEDはその時間を待たずに撮れる
・ストロボよりも速いテンポでシャッターを切りたい人には、定常光のほうがリズムがとりやすい
・ピーチフォトではスタジオ撮影で連写せず、単発でシャッターを切っていくため、あまりストロボのストレスはない
・光のバランスが目視でわかるのが便利
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【LEDライトのデメリット】
・デメリットは光の強さ(光量)の出力を大きくない
・絞って撮ることはないため、そこまでデメリットを感じない
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【α7S IIIが出たことによる変化】
・α7S IIIが出たことで、高感度にすることによる劣化の心配せずに撮影できる
・ロケなどで自分が設定している以外の環境光が干渉してくる場合は、周りの光よりも強い光が必要なことがある
・その場合は、LEDは出力が弱いため使えないことが多い
・スタジオなどで外部の光を遮断して使える場合は問題なし
・光が弱くても撮影可能なのは、カメラの性能の進化、特にα7Sシリーズの進化によるもの。撮影スタイルも変わってきていると感じる
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【これまでとの撮影方法の違い】
・今まではスタジオ撮影や商品撮り、特にモデル撮影はストロボで撮るのが当たり前だった
・一昔前に太陽光と同じような定常光のHMIという照明が出てきた
・ムービーなど中心に使われているが、1990年代後半くらいから写真で使うようにもなってきた
・大きかったり値段が高かったり、デメリットがたくさんあった
・絶対に必要かと言われると、そうではなかった
・LEDライトは少し前からあったが、光量が弱いというデメリットがあった
・そのため、カメラが画質の問題で感度を高くできなかった
・画質を良くして撮るなら感度を低くするというのが定説だった
・現在は高感度できれいに撮れるというカメラが技術革新して出てきたので、今はLEDでもいけるようになった
・明るさだけでなく色の再現性がストロボと大差なくなってくれば、ストロボと入れ替わってもよいのではないかと思う
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【レンズについて】
・ポートレートを撮るときは、基本的にズームレンズ
・24-70mmの望遠端で撮ることが多い
・個人的に好きなレンズは50mm単焦点
・ポートレートもバストアップなど寄りめの写真は標準レンズを使う
・クールな感じで撮るときは中望遠~望遠の画角のレンズを使うことが多い
・このときはクールな感じを目指して撮っているため、ズームレンズの望遠端70mm
・24-105mmなら105mmに目一杯伸ばして撮る
・スタジオでどこまで引けるかによるが、70-200mmなら200mmにすることもある
・中望遠の85mmもあるため、85mmで撮ることもある
・スタジオの中だけで撮るのならFE 135mm F1.8 GMもあってもよいと思っている
・スタジオで使うならよいが、重いためロケでは使いたくない
・スタジオ限定にしてしまうにはもったいないと思い、購入はしていない
【画像確認】
・ポーズを指示し、イメージを共有しながらやっている
11:15
<作例>