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【基本的な花火撮影の方法】
・通常であれば、三脚にボディを付けて撮影するのが普通だが、手持ちでもきれいに撮る方法を紹介する
・カメラの手ブレ補正機能がかなりよくなっているため、手持ちでも可能になった
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【使用カメラ】
・手ブレ補正付きのボディとレンズを使うこと
・SONYでいえば、α7 Ⅳの場合は5.5段、α7R Ⅴの場合は8段の機能が付いている
・かつきさんが今回使用したカメラはα7R Ⅴで、十分な手ブレ補正機能がある
【撮影する場所】
・なるべく近くに寄って、広角で撮るのがおすすめ。理由は、広角になればなるほど手ブレがしにくくなるため。例えば、200mmの望遠レンズであれば、手持ちでは厳しい
・今回、使ったレンズは、SONY FE 20-70mm F4 G。ほとんど20mmの広角で撮っている
・花火は大小いろいろ、どこに上がってくるかわからないため、それであれば広角で撮影し、後でトリミングするのがいい
・特に明るいレンズでなくても問題はなく、F4で十分
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【設定】
・撮影モードは、シャッタースピード(SS)優先かマニュアルモードにする
・花火の撮影で一番大切なのは、SSの設定。1/200秒で撮影すると、パッとしない絵になってしまう。だからこそ、1秒以上で撮影することで、よりきれいに撮影できる
・絞りはF4〜5.6程度から始めるのがいい。ISOもオートでOK。今回の撮影で試したのは、SSが1秒〜6秒。4秒くらいまでは問題なかった。
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【シャッタースピード】
・まずは1秒から。テンポよく撮影できるが、花火の軌跡が少なく、若干物足りない仕上がり
・2秒は花火の軌跡は長くなり、見栄えがする。しかし、手ブレも発生するため、気をつける必要がある
・4秒だと写真は美しいが、手持ち撮影での限界レベル。失敗写真も多かったが、満足度の高い撮影もできた
・6秒は、さすがにブレる。とはいえ、写真の方は意外にも絵になっていた
・花火撮影は比較的ブレに寛容。積極的にシャッタースピードを落として撮影するのがよい
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【フォーカスについて】
・ピント合わせは、基本的にマニュアルが多い。手持ちの場合は、AF-Cゾーンでの歩留まりがよかった
・花火は明るいため、オートフォーカスでもしっかりと撮れる
・フォーカスエリアをゾーンにし、事前に空にピントを合わせておけば、簡単に行うことが可能
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【シャッターを切るタイミング】
・花火の玉が上がったら半押しし、爆発したらシャッターボタンを押す
・なかなか難しいので、たくさん撮ることが大切
・なるべく自分が三脚になったつもりで、動かないように撮影することが大切。多少ブレても問題はないので、SSを遅くして、光の軌跡を楽しもう