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◆オープニング
夜の公園でSony a7cで河津桜を撮影。
シャッタースピードを自身で操作し、スローシャッターを利用することで、
暗い環境でも明るい撮影をする方法を紹介。
ビデオライトやストロボがない場面での夜景撮影に使える。
カメラ:Sony α7C
レンズ:FE 28-60mm F4-5.6(レンズキット)
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◆ポイント1
公園は暗いが、高感度耐性が強いので見える。
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◆撮影準備
・被写体:河津桜
・アイテム:三脚を利用し、撮影を行います。
*三脚はカメラの耐荷重を意識して選びましょう
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◆スローシャッターを使う理由
→手持ちでの撮影では、スローシャッターの操作により、手ブレが発生する。
よって、手持ちでのスローシャッターは難しい!
三脚にカメラを固定すると、手ブレをすることなくスローシャッターにも対応できる。
04:03
◆手持ちにでの設定例
・F値(絞り):
小さければ小さいほど取り込める光の量が多くなる
・シャッタースピード:
小さくなれば小さくなるほど光を取り込む時間が長くなる
・今回は手持ちでの限界値で設定
F値:解放の4.0
シャッタースピード:1/160
このままだとISO感度が32,000となり、ノイズがのってしまう。
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◆スローシャッターの設定
・手振れ補正をオフに変更
・F値を解放の4.0に設定し、シャッタースピードを下げる。
設定できる項目は、BULBと30秒。
・今回は30秒に設定
・ISOは100に設定
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◆撮影のポイント
・ドライブモードのセルフタイマーを10秒や5秒に設定して手ブレ軽減
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作例:1枚目
30秒間超秒露光で撮影
→桜の色までしっかり映っているが、手前が暗い印象
作例:2枚目
シャッタースピードを10秒に変更
※露出補正が1.3
F値を下げるかISOを変更する。
現在F値が1番小さい数字なので、ISOの感度を持ち上げる
→1枚目より桜の色までしっかり映っている
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◆まとめ
・今回は、Sony a7cとレンズキットを使って河津桜を30秒と10秒の長秒露光で撮影。
・F値は4.0が最低となり、それ以下に設定できないので、
シャッタースピードで明るくするか、
ISOと呼ばれるカメラ側の受光感度を持ち上げるかの二択。
・感度を持ち上げすぎると、映像のノイズ(ざらざら感)が増してしまうので注意