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三脚を使って夜景撮影のテクの幅を広げる!光芒やレーザービームを作る設定

目次

    動画について

    東京タワーまで撮影に来たユーチューバーの「ゆ~とび」さん。

    今回は、三脚を使った夜景撮影の
    実践的なテクニックを紹介しています!

    三脚を使うとISO感度を下げたまま、
    絞りを絞り込み、長秒露光することが可能。

    それにより、光源から光芒を作ったり、
    車のランプをレーザービームのように表現したりと、
    夜景撮影の幅を広げられます。

    移動・設定・撮影がテンポ良くまとめられているので、
    夜景撮影の流れがわかりやすい動画になっています。

    ぜひ、参考にして三脚を使った夜景撮影をマスターし素敵な写真を♪

    Swamper Rate

    pro(専門)度★★★☆☆
    動画クオリティ★★★★☆
    聞きやすさ★★★☆☆
    わかりやすさ★★★★☆

    作成日:2022.10.11

    動画タイムライン

    00:00 
    オープニング
    本日の被写体は東京タワー

    まずは、広角24mmで横構図で写真撮影する。
    より奥行き感を出したいので、右下の脚部分により近づく。
    →遠近法で近づいたものは大きく、奥のものは小さく写るため、奥行き感が出る。

    右下に電気があるので、横構図にしたときの角に入れて、光芒として写真のアクセントにする。

    01:49
    【設定

    Aモード
    ・露出補正は、白飛び黒つぶれをしないように+1.0にする。
    ・右下にある電気を光芒にするため、F値は18まで上げる。
    →結果として、東京タワーの脚から頂点までピントが合う。
    ・ISO100にしたときに、SSが自動で13秒や15秒になった。
    →15秒も1枚の写真にかけられないため、ISO200まで上げる。

    ISO200まで上げたら画質はあまり変わらないのに、
    シャッタースピードが8秒や6秒など倍近く早くなった。
    →1枚にかける時間が早くなるので、効率的になる。

    ・SS6秒や8秒だと絶対に手ブレをしてしまうということで、
    三脚を立てている。
    ・リモコンを忘れてしまったので、セルフタイマーで
        2秒後にシャッターをきるように設定。
    →手ブレしないようになる。

    ◆ポイント◆
    手ブレ補正がついてるレンズで三脚を立てて長秒露光するときは、
    必ず手ブレ補正をOFFにする。
    →三脚を立てているのに、手ブレ補正機構が動いてしまい、
     勝手にぶれてしまうため。

    04:07
    【撮影】

    【作例】
    ・24mm広角
    ・東京タワーに近づいて撮影
    →右側の部分が大きく写って、斜線構図で奥に向かって
     小さな東京タワーになって、奥行き感が出た。
    ・右下の電気が光芒になっているのもポイント

    04:40
    【移動

    東京タワーの脚の真ん中に立ちたかったが、
    街灯がかぶってしまい、街灯は光芒にしたいため、少しずれる。
    手前に車がたくさん走っているため、シャッタースピードを遅くして、
    レーザービームのようにする。

    カメラを高い位置にして、東京タワーの上の方を入れると
    下の方が写らない。
    →カメラを一番下まで下げることで、車のラインを入れて、
     広角・縦構図なので上の方もしっかりと入る。

    05:36
    【設定

    ・露出補正+1.0、F18、ISO200にする。
    →シャッタースピードが自動で20秒になった。
    ※ISO感度を上げてシャッタースピードを6秒や8秒にしようと思ったが、
    今回は車のラインを入れたいため、シャッタースピードは20秒でOK。

    06:03
    【撮影

    【作例】
    ・縦構図
    ・奥に東京タワー、右側に光芒を入れた
    ・アクセントで車のレーザービームを入れることで、
     カラフルな副題になった

    06:25
    【移動】
    縦構図で東京タワーを真ん中に入れて撮影。
    右上・左上に街灯を入れ、シンメトリーな構図で撮っていこうと思う。

    06:58
    【設定

    ・先程同様F18にして光芒を作っても良かったが、街灯がたくさんあり、
     光芒が多すぎると鬱陶しくなってしまうと思った。
    →F14に設定することで、光芒が少し小さくなる。
    ・ISO100にするとシャッタースピードが30秒になるが、
     待っていられない。
    →ISO400にすることで、シャッタースピードが
     13秒や15秒になった。

    07:32
    【撮影

    【作例】
    ・真ん中に立って縦構図
    ・光芒をたくさん入れて、奥行き感のある写真にした

    07:51
    【移動

    奥に東京タワー、手前に大きいお寺を前景として入れ、
    右側に街灯の光芒を配置しようと思った。
    →もう少しアクセントがほしかったので、階段のヘリに写ったリフレクションを前景に入れることにした。

    広角24mmまでしか持っていないため、
    リフレクションの一部が切れてしまうが割り切るしかなかった。

    左下にリフレクションを入れて、縦構図で撮影。

    08:55
    【設定は先程と同じ

    【作例】
    ・縦構図
    ・奥に東京タワー、手前に大きい寺を入れた
    ・他に入れるものを探した結果、手前に大理石があり、
     そこにリフレクションしているのがきれいだったので入れた

    09:32
    まとめ

    ・東京タワー自体はきれいだったが、
     それ以外の副題を探すのが難しい。
    ・今回は、無理やり副題を作ったような形になってしまった。
    ・三脚があると車のレーザービームが撮れたり、
     夜景でもF値を大きくして光芒が作れる。
    →夜景撮影の幅を広げてくれるので、写真撮影時には三脚はおすすめ。

    ◆RAW現像前後の比較写真