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【カメラ初心者必見】ポートレートの初級講座!明るさ・色・構図の基礎についてプロカメラマンが解説♪

目次

    動画について

    ポートレートを撮影しても、明るさが安定しなかったり、モデルの魅力的なところをうまく表現できなかった経験はありませんか?

    この動画を見れば、その悩みが解決するかもしれませんよ♪

    この動画では、写真家の塙真一さんがポートレート講座の初級編として、
    モデルを撮影する上での基礎を解説しています。

    初回は「明るさ・色・構図」の3項目。

    アマチュアカメラマンの撮影方法と比較しながら、
    設定からカメラの構える角度まで、
    プロカメラマンとしての見解を述べています。

    ぜひ動画を見て、プロカメラマンのポートレート技術を身に着けカメラ初心者を卒業しましょう!

    Swamper Rate

    pro(専門)度★★★★★
    動画クオリティ★★★★☆
    聞きやすさ★★★★☆
    わかりやすさ★★★★☆

    作成日:2021.06.28

    動画タイムライン

    00:00
    オープニング
    自己紹介
    新しいシリーズとしてポートレート講座の初級編をやっていきたいと思います。

    00:15
    写真の明るさを決める
    ポートレートは明るさが大事。

    【絞り優先オート】

    ◆比較写真
    (寄り)1/125秒 F1.4 ISO400。
    (引き)1/125秒 F1.4 ISO200。
    引きの構図にしたら1段ほど暗くなった。

    寄ったり引いたりすると、背景の明るさによって写真の明るさが変わってしまう。
    →マニュアル露出モードが良い

    01:40
    【マニュアル露出モード】
    絞り・シャッタースピード・ISO感度の3つを全部決めておいて固定して撮るモード。

    スタジオなど決まった場所で撮るときは、
    寄っても引いても顔の明るさは同じになるので、マニュアル露出を使うと良い。

    今回使用のカメラ:富士フイルムX-T3
    レンズ:35mm F1.4(50mm相当)

    ・ファインダーで覗きながらシャッタースピードを変えて明るさを調整
    ・ISO感度:400
     シャッタースピード:1/100
     F値:1.4
    がよさそうとファインダーで判断

    03:19
    色(ホワイトバランスと仕上がり設定)を決める

    【仕上がり設定】
    ポートレート向きの設定にすることで肌がキレイに見える。

    今回はポートレート向きの設定としてASTIA/ソフトを選択。

    【作例】ホワイトバランス:オートで撮影

    【ホワイトバランス】
    最初はオートでも構わない。
    自分でコントロールしたければ、色温度設定でKケルビン値を指定する。
    自然光(太陽光)は5000~5300Kくらいが基準。

    ◆比較写真
    【作例】ホワイトバランス:5300K
    【作例】ホワイトバランス:4800K

    モデルは少し青みがかった4800Kが好みとの感想。
    4800Kのほうが血色がよく見える。
    この日の色味は4800Kに決定。

    05:37
    【復習】
    1.まずはマニュアル露出モードで明るさを決める
    2.次に仕上がりモードとホワイトバランスで色味を決める

    ◆比較写真
    仕上がり設定:ASTIA
    【作例】ホワイトバランス:オート
    【作例】ホワイトバランス:5300K
    【作例】ホワイトバランス:4800K

    ミラーレスカメラなら液晶やファインダーで色を見ながら決めれば良い。
    好ましいと感じる肌色になるように調整する。

    06:27
    構図を決める

    【撮影】
    モデルを立たせたことで光の状況が変わったので、マニュアル露出で明るさを調整する。

    【作例】
    ありがちなパターン:意味なく頭の上に空間を作ってしまう。

    ◆ポイント1◆
    ・空間
    頭の上の空間は、意図して空けている場合を除き、詰めることを意識する。
    もしくは、フレームから若干切れる程度でOK。

    【作例】
    頭の上に空間をあけた写真と詰めた写真の比較

    【作例】
    フレームから頭頂部を切った写真


    07:50
    【全身を撮るときの注意点】
    男性が女性を撮ると、撮る側の目線が高いことが多いため、レンズはかなり下を向く。
    上から下に向けて撮ると頭でっかちに写ってしまう。

    →女性をスタイルよく撮るなら、レンズは水平か、下からあおるくらいが良い。

    09:15
    【撮影】
    35mm(50mm相当)で全身がキレイに収まるようにフレーミングしている。

    【作例】
    ほぼレンズが水平になった状態の写真。

    ※腰をかがめる程度だと、厳密に言えばレンズは下を向いている。

    10:17
    ◆ポイント2◆
    ・カメラの角度
    全身を撮るときの基本は膝立ち。
    場合によっては地面に座って、下から上にあおるように構える。

    【作例】
    上から撮った写真と下から撮った写真の比較。

    10:49
    ◆ポイント3◆
    ・ピント
    ポートレートのピントの基本は瞳。
    顔認識AFや瞳認識AFをうまく使う。

    全身であれば目でも顔でもあまり関係ない。

    【作例】
    瞳にピントが合っているか気になるアップの写真。

    顔のアップのときは、上から下に向けて撮っても良い。
    上から構えて、正面や斜めなどのバリエーションを撮る。

    【作例】
    正面から撮った写真
    斜めに傾けて撮った写真

    12:48
    まとめ
    1.明るさ(マニュアル露出)
    2.色(仕上がり設定とホワイトバランス)
    3.構図(カメラのアングル)

    これを覚えてカメラ初心者卒業を目指そう!!