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雨の日のリフレクション写真3点のポイント解説。美しい鏡面写真が撮影できる!

目次

    動画について

    大人の女性らしさを意識した写真を撮る写真家、川窪葉子さんが、
    東京駅でのリフレクション写真の撮り方を解説してくれる動画。

    ”リフレクション”とは、水面やガラスなどの反射を利用し、
    シンメトリーな世界を演出することができる撮影テクニックのことです。

    今回は、雨の日の水溜りで反射した東京駅の写真をもとに、
    3つのポイントを教えてくれます!

    東京駅でのリフレクション写真は、日没から21時を狙えば駅舎のライトアップと相まってより美しい写真を撮ることができるのだとか。

    おすすめの撮影ポジションや、カメラの設定など細かく教えてくれるので、
    挑戦したい方はぜひご覧ください。

    雨が降ったら東京駅に行こう!!

    Swamper Rate

    pro(専門)度★★★★★
    動画クオリティ★★★★☆
    聞きやすさ★★★☆☆
    わかりやすさ★★★★★

    作成日:2021.06.29

    動画タイムライン

    00:00
    【オープニング】
    被写体:東京駅丸の内駅舎
    地面に反射したリフレクション写真の撮り方

    00:21
    【使用レンズ】
    富士フィルムの広角レンズ
    XF10-24mm F4 R OIS
    (35mmフィルム換算をすると、15mm)

    00:34
    【ロケーション紹介】
    ・角度によって水溜まり度合いが違うので、しっかりと水が溜まっている場所で撮る
    ・長秒スローシャッターで撮影

    ※右側は、改札と赤いオブジェの光が強くて白とびしやすい

    02:35
    【撮影写真①】
    ISO 160
    絞りF11
    SS 15秒
    測光 平均
    焦点距離 15mm
    日没から30分後の撮影
    雨降りの最中のため、波紋もできている

    ・打ち水システム稼動に伴い、5mmほどの深さで
     東京駅から皇居側に向かって流れるように作られている
    →時間が経つと水溜まりがなくなってしまう
    ・駅舎のライトアップ
    →日没から21時まで

    〈撮影のタイミング〉
    金曜日 日没後から21時まで
    雨上がり10分以内

    ※雨が降っていると、波紋が出たり、雨粒がレンズについてしまうので、
     雨上がり直後だと◎ 

    04:06
    【撮影写真②】
    ISO 160
    絞りF11
    SS 15秒
    測光 平均
    焦点距離 15mm
    カメラは地面に直置き

    〈設置ポジション〉
    ・大きな水たまりの水面近くから撮影
    ※駅前は公共区域のため、三脚は禁止
    →手持ちor地面に直置き
    ・手持ちの場合
    →ぶれないようにシャッタースピードを上げるため、解像度、画質は落ちる
    ・直置きがベスト
    →濡れないようぬシャワーキャップをかぶせるなどの工夫が必要

    ・上下2分割を狙うなら、若干下向きに調整

    06:20
    【撮影写真③】
    ISO 160
    絞りF18
    SS 30秒
    測光 平均
    →夜空と明るい部分の明暗のある写真で、白とびを防ぐため
    →明暗差がなくなる
    焦点距離 15mm
    ホワイトバランス 電球
    →青いフィルターで黄色味を抑える
    カラー +4
    シャープネス ブラス4

    〈カメラの設定〉
    きれいな画質、高い解像度で撮るためには
    →ISO感度、絞りF値、シャッタースピードのバランスが重要

    ・ブレないように感度を上げる
    →暗い夜空でザラザラのノイズが目立ってしまう
    →ISO感度は低くする
    →その代わり、シャッタースピードは遅くなる

    ・絞りは、シャッタースピードを上げるために開いてしまうと、
     ピントの合う奥行きが浅くなり解像度が落ちてしまう
    →絞りを若干絞る
    →F8〜F11がベスト

    ・シャッタースピードは、ISOを低くし、絞り気味だと、
     スローシャッターで撮らないと明るくならない
    →10秒以上が◎(明るさによって調整必須)

    11:26
    【そのほかのポイント】
    〈カメラのストラップ〉
    すぐに外せるよう、ストラップにフックをつける

    〈使用レンズ〉
    駅舎と水鏡インフレクションの広がりを表現が醍醐味
    →35mm以下の超広角・広角レンズ(35mmフィルム換算)がオススメ