1億画素!FUJIFILM GFX100Sの暗所ノイズや連射性能はどうなっている?
目次
動画について
1億画素の超高画素機FUJIFILM GFX100S。
現行最高画素を誇るカメラですが、拡大したときのクロップ耐性やラージフォーマットによるノイズ耐性はどのようになっているのでしょうか。
さらに高速連写の性能は?
そんな疑問に応えてくれたのが、こちらの動画!
FUJIFILM GFX100SにFUJIFILM フジノンレンズ GF45-100mmF4 R LM OIS WRを装着し、水族館で撮影した作例を交えて使用感を語っていますので、ぜひ御覧ください♪
Swamper Rate
pro(専門)度 | ★★★☆☆ |
動画クオリティ | ★★★★☆ |
聞きやすさ | ★★★★☆ |
わかりやすさ | ★★★★☆ |
作成日:2022.07.25
動画タイムライン
00:00
オープニング
使用カメラ:FUJIFILM GFX100S
使用レンズ:FUJIFILM フジノンレンズ GF45-100mmF4 R LM OIS WR
撮影地:水族館
1億画素の画角やどれくらい寄れるか、中判センサーの暗所での強さなどを見ていきたい
00:24
◆作例1 クラゲ ISO5000
F4
SS1/35
焦点距離45mm(35mm判換算36mm相当)
・ほとんど真っ暗でクラゲの水槽がいくつかあり、
下からライトアップされ、天井がライトアップされている
・プログラムオートで撮影
・適当に撮ったため、ピントがずれているかもしれない
・等倍まで拡大しても、ISO5000で目立ったノイズがほとんど見られない
→ピントさえ合えばきれいに写る
03:02
◆作例2 クラゲ ISO10000
F4
SS1/35
焦点距離45mm(35mm判換算36mm相当)
・等倍より寄ると、よく見ると少しノイズがある
・等倍で黒いところを見てもノイズは見れない
・作例1より無理やり明るくしているが、きれいに写っている
04:23
◆作例3クラゲ ISO4000 M1 MacBook Airで編集の話
F4
SS1/35
焦点距離45mm(35mm判換算36mm相当)
・クラゲの線がはっきり見える
・等倍にしてもノイズらしいノイズは見れない
※
JPEGの一番上の画質で撮った、大体50MBくらいのファイルを見ている
→M1 MacBook Airでも処理が重く感じる
→iMacでも見たが、そちらのほうが重い
06:22
◆作例4 クラゲ ISO12800 ノイズがない・・?
F4
SS1/40
焦点距離100mm(35mm判換算79mm相当)
・一番暗いところだった
・若干ピントが合っていないが、きれいに撮れている
・拡大してもノイズはほとんど気にならない
→引いて見ると違和感はない
・ISO12800でもノイズがひどい感じはしなかった
07:46
◆連写で撮ったイルカについて
・座って撮影した
・イルカはスピードがあるので、どれくらい連写できるのかを試した
周りが意外と暗くて、オートで撮るとSS1/30~1/50くらい遅くなっていた
→イルカはスピードがあるので、そのSSだと捉えられず、残像が残る
▼
モードをSS固定にして、SS1/1000~1/2000にして撮影した
→少しISO感度が高くなっている
09:06
◆作例5 イルカ ISO12800 イルカは気楽に撮れるのか?
F4
SS1/1000
焦点距離45mm(35mm判換算36mm相当)
・後ろの白い壁にノイズが若干目立ってくる
→SSやISO感度のバランスと、編集でノイズを除去するなどすれば良い
・SS1/1000になると水しぶきも鮮明に撮れている
10:05
◆作例6 イルカ 背景にある小さな文字も見える
ISO12800
F4
SS1/1000
焦点距離45mm(35mm判換算36mm相当)
・後ろのディスプレイの文字まで見える
・ISO12800なので、そんなに暗くないところならより鮮明に写る気がする
11:12
◆GFX100Sの連写の弱点?
連写で撮っていたが、FUJIFILM GFX100Sは最高5コマ/秒
→SONY α7S IIIやα7R IVなどは最高10コマ/秒なので、連写はSONYのほうが速い
時々連写されなくなり、少し経ってからシャッターが下りるような状況があった
→1億画素なので負荷が強いのかもしれないが、連写が少し安定していないと思った
12:25
◆作例7 イルカ 5/秒連写だと決定的瞬間は難しいかも
ISO12800
F4
SS1/1000
焦点距離73mm(35mm判換算58mm相当)
・イルカがジャンプして上のボールにタッチするシーン
・連写のコマ数が少ないので、鼻でタッチするようなところは撮りにくい
13:06
◆作例8 イルカ 躍動感あるイルカ!
ISO12800
F4
SS1/1250
焦点距離100mm(35mm判換算79mm相当)
・タッチした瞬間ではないが、躍動感がある感じで撮れている
・等倍より寄ってもボールの糸の縫い目まで写る
14:15
◆作例9 イルカ 決定的瞬間!?
ISO12800
F4
SS1/1250
焦点距離100mm(35mm判換算79mm相当)
・ほぼタッチした瞬間を撮れた
・連写5コマ/秒だとタッチする瞬間を捉えるのは難しいかもしれない
→連写するスポーツカメラとは違うので、仕方ない
→もう少し連写が速いと、こういうシーンに合う
15:14
◆1億画素の写真はクロップしても全然大丈夫
今回のレンズはフルサイズでいうと80mmくらいまで寄れると思う
▼
FUJIFILM GFX100Sは1億画素あるので、
・あまり構えずに大きく撮って、帰ってから寄って切り取るということが可能
・広角のレンズでも気軽に撮って後から寄るということができる
α7S IIIだと動画機で画素数が少ない
→写真は撮れるがクロップするとかなり画像が劣化する
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クロップ用途では使えない
・FUJIFILM GFX100Sではロープが見える
・α7S IIIだと恐らく見えない
潰れている部分はISO感度が高いからだと思う
→明るいところで撮ればもっときれいに撮れるため、そのまま寄って切り取って使える
16:44
◆FUJIFILM GFX100S 写真まとめ
・ノイズが出にくい
ISO5000だとほとんど出ない
ISO12800でも使えると思った
・1億画素あるので、引いて撮って切り取って使える
・連写は向かない
5コマ/秒だと決定的瞬間が撮れなかった
途中で連写が止まった理由はわからない
→RAWをやめるかJPEGの画質を下げれば安定的に撮れるかもしれない
※最高画質のJPEGと一緒に非圧縮RAWも撮っている