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オープニング
EVFで見えているものは?!
Canon EOS R6(後編)
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EVFはどう表示され、どんなタイミングになっているか?
Canon EOS R6で検証の後編です
《今回のメニュー》
連写時の3つの表示方法の差
・H+モード
→メカシャッター・電子先幕シャッター・電子シャッター
・Hモード
・Hの高速表示モード
→メカシャッター・電子先幕シャッター
すべてなめらかさ優先設定です
01:07
◆Canon EOS R6高速連写H+モードEVF表示◆
高速連写H+モード
メカ・電子先幕で最高約12コマ/秒
電子シャッターで最高約20コマ/秒
連写速度が早すぎで連写感にVL情報が得られない
表示はLVよりワンテンポ遅くなる
01:48
【EVF表示確認:高速連写H+】
上段:シャッターなし(スルー表示)
下段:電子先幕シャッター&メカシャッター
→スルー表示に比べるとカクカクした表示なるが
表示のズレは早い被写体を追わない限り感じない
動きの早い被写体を追いかける場合には追いづらく感じる
上段:シャッターなし(スルー表示)
下段:電子シャッター
→秒間29コマの高速でありながら
Canon EOS R6のローリング歪みは小さめなので
高速で動く撮影でもそこそこ対応できる
上段:電子先幕シャッター
中段:メカシャッター
下段:電子シャッター
→電子シャッターの連写速度がダントツで早い
コマ数が多い分カクつきも少なめ
電子シャッターの連写中だけ枠がカクカクするが
もしかしたらシャッター音がサイレントモードなので
撮影中の合図でわざと入れてあるのかもしれない
電子先幕シャッターとメカシャッターの違いは最初のタイムラグのみ
上段:実写
下段:EVF(H+・電子先幕シャッター)
→ピッタリおなじになっている
05:03
◆Canon EOS R6高速連写HモードEVF表示◆
高速連写Hモード
連写速度最高約8コマ/秒
連写の合間にLV表示を挟み込んで表示するモード
フォームウェアVer.1.2.0からは露光中はブラックアウトするようになった
05:30
【EVF表示確認:高速連写H】
上段:シャッターなし
下段:電子先幕シャッター
→LV表示の合間に瞬きをするようにブラックアウトする
ブラックアウトもフェードイン・フェードアウトしているので
ちらつき感がなくなめらかな表示
上段:シャッターなし
下段:メカシャッター
→電子先幕シャッターの表示から少し遅くなっただけ
スタート時のブラックアウトが少し長い
06:56
【実写・シャッター・EVF表示を同時に見て確認】
撮影はSS1/1000秒
Canon EOS R6は上から下へのフォーカルプレーンシャッター
①シャッターが切られている時はブラックアウト
②両幕をチャージして再び先を落として撮像素子をオープンに
③情報をライブビュー情報としてコマ間に表示
これによりH+モードよりもリアルタイムに近い映像を表示できる
ブラックアウトの合間に短時間に表示できる映像で表示を確認します
1コマのVL情報はAF/AE解析の情報源になっている
表示されるコマ間で実際は撮影されている
08:46
◆Canon EOS R6高速連写H高速表示モードEVF表示◆
高速連写Hモード高速表示
LV表示の合間に撮影コマを入れて補完して表示するモード
初代EOS Rから搭載されていた機能だが
Canon EOS R5/R6ではAF/MFでも選べるようになった
今回はMFモードの表示を紹介
09:32
【EVF表示確認:高速連写H高速表示モード】
上段:シャッターなし
下段:電子先幕シャッター
→ブラックアウトはありません
撮影コマでブラックアウトだった部分を埋めています
EVFで被写体を追うという観点では最強のモード
上段:高速連写H高速表示
下段:高速連写H通常表示
→ブラックアウトと表示のなめらかさで違いが分かる
実写コマとLVコマを比べてみると
双方は等間隔ではないことが分かる
上段:電子先幕シャッター
下段:メカシャッター
→LVコマと実写コマの間がスキップするように大きく空いている
連写コマ数もメカシャッターでは遅くなっている
動く被写体を狙いたい場合はHモードで電子先幕シャッターが良い
12:08
【Canon EOS R6 3つの高速連写設定でのEVF表示の差】
上段:高速連写H+
中段:高速連写H
下段:高速連写H高速表示
(すべて電子先幕シャッター)
→違いを意識して使用している人は少ない
被写体によっての使い分けをおすすめする